なんでも、本日2021年2月12日は「ギョーザの日」らしい。制定した味の素によれば旧暦で祝う中国のお正月 “春節” が当該日で、由来は中華圏で春節に餃子を食べる習慣があることだという。ほほっ〜、それはおめでたい!

となれば、2019年より餃子道を突き進む当編集部も黙っちゃおけない。記念日を祝うべく、これまで食べてきたお取り寄せ餃子をまとめたのでダダダッと一気に紹介しよう。全部で16種類、気になるものがあれば購入する際の参考にしてほしい。それではどうぞ!!

・TV取材が殺到する餃子「みんみん」を頼んでみた → 想定外の出来事が起きたけど新しい発見ができた話(富山県高岡市)

餃子界で有名店といったら「みんみん」。そう聞いたので注文したらまさかのメイドイン富山。しかしながら人気店だけにさすがの実力であった。


・誰もがウマいとオススメする宇都宮の大人気餃子「正嗣」を食べたら世界が変わった / これホントに通販の味かよ!(栃木県宇都宮市)

餃子の聖地・宇都宮でもトップクラスの知名度を誇る「正嗣(まさし)」。もう言葉はいらないというか、こればかりは食べてみてほしい。当編集部の餃子歴史は紀元前後ならぬ正嗣前、正嗣後と区切っていいほど衝撃だった。


・1日19万個も売れる餃子はどれくらいウマいの? 宮崎県民がこよなく愛する「ぎょうざの丸岡」(宮崎県都城市)

ここ数年で一気に餃子県へと名乗りを上げている宮崎からは「ぎょうざの丸岡」を食べてみた。宮崎の勢力、身をもって実感できたし、柚子こしょうのたれで味変できるのがまたヨロシ!


・餃子のグランプリで優勝した浜松の名店「初代しげ」を食べてみた(静岡県浜松市)

これまた餃子の名地から続いては浜松をチョイス。野菜の甘さに食べたときの軽さ、さらには皮のパリパリ具合……と餃子としてのバランスがしっかりとれていた。安定感のある一品だと言える。


・宇都宮の人気餃子「みんみん」を食べたら、名球会入りしたレジェンドがひょっこりはん(栃木県宇都宮市)

お次は舞台を宇都宮に戻して名店の「みんみん」。一言でいうならばすべてにおいて優等生。サイズ、皮、餡……どれをとってもバランスタイプの餃子である。


・今年で66年目を迎えた大阪の老舗餃子「みんみん」を食べたら匂いから違った! これが元祖餃子の店の実力か…!!(大阪府大阪市)

どんだけ「みんみん」あるんだよとツッコまれそうだが、大阪にもある。およそ70年の歴史があるお店だけに、羊肉を使っているにもかかわらずキレイにまとめている。そのあたり「さすがベテラン」。匠です。


・豚まんで有名な551蓬莱の「餃子」を食べてみた(大阪府大阪市)

大阪といえば551の豚まんであるが、当然ながら餃子も取り扱っている。どんなものだろと頼んでみたところ、想像以上の餃子が届いた。同店に寄ったら「とりあえず豚まん」という人は多いだろうが、思わずリピしたくなる一品だったので餃子好きなら味わってみてほしい。


・こんなに大きい餃子、見たことあるかい? 栃木のお持ち帰り冷凍餃子専門店「小山餃子」は8センチのジャンボサイズ…なだけじゃなかった!!(栃木県小山市)

ま〜た栃木かと思われるかもしれないが、宇都宮じゃなく南の小山市。1つあたり約8センチの餃子はとにかくデカい。皮にとにかく全振りしていて、餃子の常識を覆してくれた。


・宇都宮餃子のレベルたけぇ!! 餃子会の正組合員「こうらく」の餃子はすべての店舗の模範的存在となるほど美味(栃木県宇都宮市)

サーセン! また栃木です。そして宇都宮です。こればかりは……「こうらく」は避けて通れませんでした。すべてにおいて80点。体操選手で例えるならばオールラウンダーの内村航平選手的な餃子だ。


・道産子が激推しする『ぎょうざの宝永』の禁断の食べ方「チーズ餃子にピザソースをぶっかけ」が笑うほど美味! もはや餃子ではなくメキシコ料理に!!(北海道苫小牧市)

食といったら北海道。一発目は道産子激推しの『ぎょうざの宝永』を食べてみた。チーズ餃子こそもはやピザになってしまったが、味よし・汁よし・サイズよしで万人受けする餃子であった。


・宇都宮の人気餃子「青源」は味噌だれ1つで味が激変 / どちらが欠けても成立しない不思議な餃子(栃木県宇都宮市)

からの〜また宇都宮です。お土産の定番餃子と聞いて、気がついたらポチッてしまっていた。特徴はなんと言っても味噌。つけたらまったく違う顔を覗かせてくるから面白い。


・餃子のプロがオススメする群馬の餃子「金星」は安定の失敗なしタイプ / 何もつけずに食べると美味(群馬県太田市)

まさかの群馬と驚いたものだが、実際に食べたら餃子のプロがオススメするのも納得。突き抜けて何かがあるワケじゃないものの、安定感のある味でバランスがいい。いわゆる「優等生タイプ」の餃子。


・さすが餃子の聖地、層が厚い…! 宇都宮の餃子専門店「香蘭」が自分史上トップ3にランクインするウマさで感動した(栃木県宇都宮市)

もうね、餃子の記事には「○○(店名)を食べないと!」と熱心な餃子好きさんからリクエストをいただくわけです。それもあって再び宇都宮です、ハイ。「香蘭」の餃子は口に入ってから喉を通るまでいくつもの幸福を与えてくれるようでした。


・糖質オフの「マッスルギョーザ」を食べてみた → ソーセージっぽい味がするけどアリ!

ちょっと変化球気味の餃子にも挑戦。かつてないイージーなダイエットを夢見て食べてみたら……そこはかとなくソーセージ感はあるも、なんだかんだイケた。この先、こういった餃子が増えてくるかも?


・こんな餃子は初めてだ! 注文から1年待ちを宣告される「クロワッサン餃子」は届くまでマジで1年かかったけど市販と比べものにならない実力者(香川県善通寺市)

マジのマジで1年待ったのが「クロワッサン餃子」である。名前の通り、なぜかクロワッサンの感覚がして「なんでこうなっちゃうの?」と思わずにはいられない。餃子好きならば一度は味わっておきたいところだ。


・北海道の「北の匠」は何もつけなくても最高のパフォーマンスをする餃子だった(北海道帯広市)

改めて「北海道はやるなぁ〜」と感心させられた。個人的な話で恐縮なのだが、本当にウマい餃子は何もつけなくても魅せてくる。それにピンズド。北海道はやるよね〜!


以上である! 新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされたが、これから徐々に「餃子道」を再開していくつもりだ。終わりなき旅は続くので引き続きよろしくお願いいたします。

参照元:味の素
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.