いや〜、それにしても寒い。なんだか職場の雰囲気まで冷え切っている気がする。こういう時はコンビニおでんが恋しくなるよね〜ってことで、職場近くのコンビニへ行くと……ムムッ? レジ横におでんが売っていない?
どうやら今年はコロナの影響でレジ横おでんは減少傾向。パック入りの『チルドおでん』が主流のようだ。しかし……私が求めているのはソレじゃない。 ”レンジで温める” と ”グツグツ煮えた鍋の中から選ぶ” のとでは全然違うからだ。この気持ち、みんなも分かるよね?
・アキバで発見
そんな時、秋葉原の電気屋で見つけたのが『おでんメーカー』(ホットプレート付おでん調理鍋)。税込2970円である。
コンビニやおでん屋台っぽく ”四角い鉄鍋 + 仕切り” という作りで、なかなかテンションの上がるビジュアル。
本体はホットプレート状になっており、その上に四角いおでん鍋を乗せるというシンプル設計だ。コンビニのパックおでんを入れスイッチを押すだけでOK! もちろん料理上手な人はダシから自作してもいいし、ホットプレートとして使うこともできるぞ。
ヒエビエと冷たいおでんが……
10分ほどでグツグツ状態に〜!!!
・おでんメーカーのある職場
結論から申し上げると、私がここで訴えたいのは「全ての職場に『おでんメーカー』を導入するべき」ということ。これまで『卓上炊飯器』や『卓上焼き芋メーカー』など様々な調理グッズの職場導入を推奨してきたが、今回注目すべきポイントは用途・メリットの多さだ。
まず、おでんという食べ物はヘルシーである。つい間食しがちな冬のオフィスワーク、おでんの「チビチビ食べ」はダイエットにとても効果的……でも、コンビニおでんはわりとすぐに冷めるのが難点。「チビチビのつもりが一気食いしてしまった」なんてのはよくある話だ。
その点『おでんメーカー』は常にグツグツ状態をキープでき、ダシが消滅するまで何度でも再加熱可能。おまけに加熱中は蒸気で加湿効果もあるぞ! 最強の美容アイテムやん!
もちろん味そのものは『コンビニおでん』以上でも以下でもないのだが、それは逆に「失敗する可能性がない」ということでもある。チルドのおでんパックは常温でストックできるから、そもそも調理する必要がないのだ。
おでんのある職場、最高!
・全国のエライ人、ここはひとつ!
それから『おでんメーカー』最大のメリットは、なんと言っても「職場の仲間とシェアできる」という点だろう。
想像してみてほしい……給湯室に、コピー機の横に、あるいはロビーに ”いつでもおでんが煮えている職場” を。『おでんメーカー』はコロナ禍で冷え切った日本中の職場を、きっとあたたかい笑顔と湯気で包んでくれるはずだ。
仕事しながらパッと食べられるのがイイよね!
難を言うなら「フタが付属していない」という点だが、まぁこの価格帯でフタまで求めるのは贅沢というものだろう。フタは各自で代用品を購入してほしい。『おでんメーカー』は他にも「フライパン代わりになる」「お湯が沸かせる」「熱燗も作れる」などなど、使い方は無限大だ。
全国の社長さんに所長さん、ならびに編集長さん……ここはひとつ、職場に『おでんメーカー』導入を検討してみてほしい!
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
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▼加熱中でも取っ手が持てる