ちょっと待ってくれ……いくらなんでもお得すぎではないだろうか。なんのことかというと世界堂である。アートの聖地として知られる世界堂の福袋は毎年マッハで売れるのだが、2021年のものも中身がヤバすぎたのだ。
今年は新型コロナウイルスの影響で店舗での事前予約、もしくはオンラインやお店によっては店頭販売となったが、売られるということでホッとしたファンもいることだろう。当編集部はオンラインで1万円のものを確保できた。さっそく中身を公開するとしよう。
・1万円の福袋をオンラインで購入
当編集部は販売開始となった12月17日に即注文。2日後には完売となったみたいだからさすがの人気である。ちなみに今年は新型コロナウイルスの影響で混雑を避けるためか、中身を公開した新設設計で販売されていた。
で、年越し前に無事に福袋が到着。その中身は……
・サンフォード カリスマカラー色鉛筆<特組>72色セット(1万8216円)
・ミューズ ファブリアーノ水彩紙(アルティスティコ)エキストラホワイト SMサイズ(990円)
・アートン アートフィールドバッグ F4(4950円)
・ターナー アクリルガッシュ海外限定色入り12色ドリームセット(1980円)
・ステッドラー オリジナルブックA5
・ミューズ ファブリアーノ ソフトタッチA5ノート
注目すべきは通常の値段である。オリジナルブックとノートの金額こそ正確に分からず省いたのだが、それでもなんと2万6136円。何なら色鉛筆だけで元を取れている。お得すぎ〜!!
・福袋を即使用
せっかくなので福袋の中身で絵を描いてみよう。あまり人物像を描く機会はないのだが、今回は会社にいたGO羽鳥をモデルになってもらった。といってもコッソリ背後から描いたのだが……
いやぁそれにしても……
漫画を描いているGO羽鳥の絵を描くというのはなんだか不思議な構図だ。ゴチャゴチャと散らかっている上にパーテーションで区切られている編集部内。なかなか特徴を捉えられず、四苦八苦しながらようやく完成した出来はというと……
なんも言えねぇ……
出だしことよかったものの、描くにつれて迷路へ。というのも、この日、GO羽鳥のコーデは全身ブラック。それに加えて、椅子までブラックだから何がどうなっているのか分からずイラストほぼ初心者の私にとっては高すぎるハードルだったのだ。改めてイラストって難しいなぁ。
・イージーなイラスト
ただ、ここで諦めてはせっかくの福袋がもったいない。気を取り直して、もっと描きやすいものにしよう。そうそう、今年の頭には2020年の福袋でピカチュウを描いたんだった。
あれからもう1年……またしても同じ世界堂の福袋でピカチュウを描くことになるとはね。でも、いい鉛筆を使っているからかスゴく描きやすい。あぁ〜腕が勝手に〜
正直、激似とは言えないものの、誰がどう見てもピカチュウと分かる出来ではないだろうか。そして何より、今年の頭に描いたピカチュウよりも上手……な気がする。やはりちゃんとしたものを使うと気持ちも乗ってきていいものだ。
余談も余談だが、ピカチュウは性別によって尻尾が違う。オスはカミナリでメスはハート。知らなかった人はこれを機に覚えておこう。もしかしたらどこかでドヤれる知識かもしれないぞ。それではよいお年を!
参考リンク:世界堂
イラスト・Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
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