マ、マジかよ! 2022年12月上旬、私はアートの聖地「世界堂」で立ち尽くしていた。なぜなら福袋の予約を店員さんにお願いしたところ、すでに完売したというのだ。ちょい待てぃ……売り始めてから全然時間が経っていないぞ!!

幸い、オンラインの方でギリギリ在庫があったので事なきを得たのだが、やはり世界堂の福袋は大人気。しかもここ数年、世界堂は福袋の中身を事前に見せるスタイルでの完売だから余計にスゴい!!

・世界堂の福袋

ちなみに今年の世界堂の福袋は全部で4種類。水彩セット(1万2000円)、アクリルセット(1万円)、ミクストメディアセット(1万円)、スケッチ&水彩セット(1万8000円)でミクストメディアを除く3種類はマッハで完売御礼となっていた。

私が購入しようとした時点で、すでに水彩セットは完売。そしてアクリルとスケッチ&水彩は残りわずかで1分1秒を争う状態でいつ誰に買われてもおかしくなかった。もちろん、私は急いでスケッチ&水彩セットを購入。

お値段1万8000円──ちょっとばかり高いなと思ったものの、背中を押してくれたのはエグいまでのお得さ。なんとコレには3万5000円相当のものが入っている……つまり1万7000円もお得になっているというのだ。

ここ数年で一番お得になっているような気もするのはさておき、オンラインで注文したスケッチ&水彩セットの福袋は年内に到着した。いちおう何が入っていたのかお伝えしておくと……

W&NプロフェッショナルWCコレクションBOXセット


アートン アートフィールドバッグF4


カリスマカラー色鉛筆24色セット


そして「ファブリアーノ1264 ミクストメディア A5サイズ、ターナーU35 20ml 5色セット」といったラインナップである。先にも書いたように中身を事前に公開しているため、もはや福袋というよりお得に買える箱と言った方が正しいかも。

元から水彩グッズが欲しかった人にとって、狙って買える世界堂の福袋はありがたい以外何ものでもない。それでは、水彩セットだけに絵具を使って絵を描いてみよう!


・今年話題になったアノ人を描いてみた

……とも思ったのだが、当編集部はすでに「怒涛の福袋特集」に足をつっこんでるから、じっくり描く時間がない。そこで予定を変更し、福袋に入っていた色鉛筆を使ってイラストに挑戦することにした。

まずは練習を兼ねて、ここ最近ダイエットでお世話になっている「なかやまきんに君」を落書き帳とボールペンで描いてみた。そしたら……


誰だお前は


私の腕がなさすぎて「なかやまきんに君」というより、刃牙に出てきそうなモブキャラになってしまった。しかし、勝負はここから。世界堂の色鉛筆のように、いいモノを使えばきっと上手に描けるはず!!


おい、世界堂の福袋……


やるのかい


やらないのかい


どっちなんだい


や〜〜〜る!!!!!!!!


これが世界堂の福袋の……


パワー!!!!!!!!


……と言っていいのではないだろうか。左は刃牙に出てきそうなモブキャラなのに対し、右はきんに君だと答えてくれる人がワンチャンいそうである。

個人的な体感だと年々競争率が上がっているような気がする世界堂の福袋。今年はもう遅いけど、何が何でも欲しい人は12月に入った時点で早めのチェックをするようにしよう。ヤーッ!!!!

参考リンク:世界堂
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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