『イソジン』などのうがい薬が各地で売り切れ続出しているとネット上で話題だ。別に飛ぶように売れるものでもないと思うのだが、一体何があったというのか?
そこで確認のため、実際に近所のドラッグストアまで様子を見に行ってみたところ……そこには衝撃の光景が広がっていたのだった。
・本当なのか?
Twitterでトレンド入りしている「イソジン」「うがい薬」「ドラッグストア」「買い占め」などのワード。嫌でもティッシュやトイレットペーパーが品薄になった数カ月前のことを思い出してしまうが、さすがにうがい薬が売り切れるなんてことは……とドラッグストアに行ってみたら。
本当になかった。
・完売続出
まさかの「うがい薬売り切れ」の貼り紙。一部の喉スプレーは売れ残っているものの、液体タイプの薬はキレイに完売しているではないか。マ、マジかよ……。よし次だ。少し歩いて別のドラッグストアへと向かう。しかし、やはりそこでも完売。
完売。
どの店舗も軒並み売り切れている。とここで、こんな文面の貼り紙を発見した。
「ポビドンヨードを含むうがい薬は完売いたしました」
・真相
ポビドンヨード……あまり聞き慣れない言葉だが、どうやらこういうことらしい。「Yahoo! ニュース」によると本日2020年8月4日、大阪府の吉村洋文知事が会見を開き、うがい薬に含まれる成分「ポビドンヨード」が新型コロナウイルス感染症の治療効果が期待できることを確認したと発表したというのだ。
それが昼のワイドショーなどで報じられたことで、ドラッグストアにうがい薬を買い求める人が殺到。現在に至るというワケである。事実、最後に訪れたドラッグストアではうがい薬の棚の前で年配の女性客がたまっており、しきりにポビドンヨードの話をしていた。なるほどなぁという感じだ。
ティッシュやトイレットペーパーと比べると緊急度はそこまで高くはないものの、それでもうがい薬がないと困る人は大勢いるだろう。あの悲惨かつ、極めてくだらない買い占めの悪夢が再び繰り返されてしまうのか? 今後の動向に注目が集まる。
参照元:Yahoo! ニュース
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.