焼肉のシメと言ったら問答無用で冷麺である。酒がメインでライスを頼まなかったとしても、冷麺だけは外せないだろう。その際、基本的にはコシの強い盛岡冷麺一択だが、麺が細い韓国冷麺もまた本場感があって味がある。ああ、めっちゃ冷麺食いたくなってきた……!

とそこへ、俺たちの「丸亀製麺」がなんと冷麺を発売することを発表したぞ! マ、マジかよ……丸亀で冷麺!? 超気になるじゃんそれ!! なんでも『牛焼肉冷麺』という商品名で、近日発売されるとのこと。丸亀の冷麺楽しみだな~。しかし! この直後、私(あひるねこ)は「知ってた」と呟くことになる。

・丸亀の新商品

丸亀製麺は2020年7月14日から9月1日までの期間限定で、新商品『牛焼肉冷麺』を全国の店舗にて販売する(一部店舗を除く)。価格は並が690円、大が800円、得が910円でいずれも税込。その名の通り、麺の上に熱々の牛焼肉がのった豪華なメニューだ。

爽やかな酸味とテールスープの旨みが染み出た冷たいだしに、キムチ、もやし、小松菜といった具材が添えられており、これ一杯で焼肉を前菜からシメまで一度に楽しめるような作りになっているぞ。実に、実にウマそうである! が、しかし……。


私、気付いちゃったんです。


うどんやん。

・衝撃の事実

ガビーーーーーン。冷麺じゃなくて、冷たいうどんだったでござる。先に言え。ただ調べてみると、うどんも盛岡冷麺も主な原料はどちらも小麦粉(韓国冷麺はそば粉)。だから厳密には別に間違っていないし、そもそも丸亀新商品の時点で「知ってた」と言わざるを得ない。そりゃうどんだろ。


同時に発売される辛味噌入りの『辛辛(からから)牛焼肉冷麺』も激しくウマそうだが、言うまでもなくこちらも冷麺ではなく冷たいうどんである。知ってた。価格は並が720円、大が830円、得が940円でいずれも税込。辛党のうどん党にオススメだぞ。


丸亀製麺の新商品『牛焼肉冷麺』。名前は冷麺ながら、その正体は大方の予想通りうどんだった。もしかしたら冷麺の口になっている人も中にはいるかもしれないが……丸亀のことだ。それを吹き飛ばすような激ウマなうどんを食べさせてくれるはずである。期待して待て!

参照元:丸亀製麺
執筆:あひるねこ