ジトジトと蒸し暑いこの時期を乗り切ると、いよいよ日本列島は夏本番を迎える。キンキンに冷えたビールが最高にウマい季節であると同時に「枝豆」が旬を迎えるシーズンだ。基本的には “茹で” 、変化球的に “焼き” で調理される枝豆だが、今回ご紹介するのは「蒸し焼き」である。
このレシピはJAこと全農の公式Twitterが公開したもので、試してみたところ激しくウマい。……が、美味しく仕上げるためにはいくつかコツがあるので、その辺りも込みでご紹介しよう。
・全農広報部が公開
2020年6月23日に全農広報部が投稿した『枝豆の蒸し焼き』のレシピ。ざっと読む限り作り方は非常に簡単で、しかもめちゃめちゃウマそうである。茹でか焼きしか頭になかったが “蒸し焼き” か……! さすが全農、やりおる。
さて、その投稿によればレシピに関する説明はたったのコレだけ。以下でご覧いただきたい。
「フライパンに枝豆が半分浸る程度の水を入れ、隙間を開けて蓋をして5分ほど加熱します」
なる……ほど。少々ざっくりしすぎている気もするが、これくらい簡単な説明じゃないと逆に「やってみようかな?」という気にならない。というわけで、アバウトな説明そのままに『枝豆の蒸し焼き』を作ってみることにした。
・枝豆の蒸し焼きのレシピ
【材料】
枝豆: 適量
塩: 適量
【作り方】
1: フライパンに枝豆とフライパン半分ほどの水を入れる
2: フタをずらし、5分ほど加熱する
3: 塩をまぶして完成
ポイントは「水の量」だ。実はこのレシピ、1度失敗したため2度試している。1度目は馬鹿正直にフライパンの半分ほど水を入れた結果「茹でた枝豆」とさほど変わらない仕上がりになってしまった。フライパンの大きさや深さにもよるが、水はフライパンの1 / 3 ~ 1 / 4くらいでイイだろう。
・水は少なめ推奨
あまり水が入らないと「ちゃんと火が通るのか?」と心配になるかもしれないが、蒸気の熱量はすさまじい。5分でちょうどいい歯ごたえを残したベストコンディションの枝豆に仕上がる。柔らかめがお好きな方はやや水を増やし、加熱時間をもう2分ほど伸ばすといいハズだ。
また、やや香ばしさが欲しい場合はある程度の水分が飛んだ後、フライパンをゆすりながら軽く表面をあぶってみよう。香ばしさと塩分で際立つ枝豆の甘さが相まって、たまらなくウマいぞ。
というわけで、これからのシーズン『枝豆の蒸し焼き』を試してみてはいかがだろうか? 失敗してもいいじゃないか、茹でた枝豆か焼いた枝豆になるだけである。お使いのフライパンに合ったベストな水分量を見つけて欲しい。
参考リンク:Twitter@zennoh_food
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼全農広報部の投稿はこちら。
枝豆は茹でも焼きも良きですが、今回は蒸し焼きにしました。フライパンに枝豆が半分浸る程度の水を入れ、隙間を開けて蓋をして5分ほど加熱します。徐々に香ってくる枝豆感あふれる湯気がたまりません。蒸し上がって塩をまぶせば、夏の夜の最強のお供。これは、手が止まらないぞ… pic.twitter.com/xqqy7hhaEb
— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) June 23, 2020