生まれてこの方、私(佐藤)は会ったことがない。ハンバーグが嫌いという人に。それくらいみんなハンバーグが好きだ。そんなハンバーグ好きのみんなに朗報だ。ハンバーグレストランの「びっくりドンキー」が、新業態のお店「ディッシャーズ」をオープンした!
実際に行ってみたら最高だったぞ!! だって、ハンバーグディッシュを自分の好みにカスタムできるんだもの! こんなお店を待ってたよ~ッ!
・お店と仕組み
現在、ディッシャーズは全国にまだ2店舗しかなく、2020年6月1日に神奈川県藤沢市(商業施設・ENOTOKI)、同月15日に東京新宿にそれぞれオープンしたばかり。私は新宿住友ビルの地下1階にある店舗を訪ねた。
お店の仕組みは通常のびっくりドンキーとは異なる。オーダーは電子端末を使用して、テーブルで自ら行う。お冷はセルフサービスだ。スタッフが注文の方法を教えてくれるので、迷うことはないだろう。メニューはレギュラーバーグディッシュをはじめとする定番メニューをチョイスすることもできるし、フルカスタムでゼロから自分好みにアレンジすることも可能だ。
今回はゼロからフルカスタムに挑戦。画面上の写真を見ながら番号にしたがって、ハンバーグやトッピングの追加を行う。ソースやライスの変更も可能となっている。
ちなみにハンバーグの追加は1枚あたり税別350円。端末上では9枚まで追加することが可能となっていた。9枚も頼んで食べられなかったら迷惑なので、今回は+2枚にとどめておいた。
・ハンバーグディッシュをカスタムしてみた
そうして出来上がった “俺ディッシュ” はこうだ。ハンバーグ2枚を追加して、ソースは通常のハンバーグソース。それにチーズをトッピングしてみた。
びっくりドンキーでお馴染みの木の器の上で、3枚のハンバーグがとても窮屈そうにしている。これはいわば「幸せの地層」である。見れば見るほど美味そうな地層だな、うんうん。
ハンバーグでカロリーを摂取する分は、ライスで調整。カリフラワーライスに変更して健康にも配慮する。それが俺ディッシュじゃい!
サラダはびっくりドンキーの大根サラダと異なり、ちょっとオシャレでヘルシー。ハンバーグは慣れ親しんだアノ味だ。店構えはスタイリッシュで洗練されている印象を受けるが、親しみのある味を口にして、なんだか安心した。びっくりドンキーがファストフード化してしまったのかと思ったがそうではなく、より利用しやすく変貌を遂げたようである。
・会計は精算機で
なお、俺ディッシュの内訳はフルカスタム(基本ハンバーグ 税別300円) + 追加ハンバーグ(2枚 税別700円) + サラダ(トッピング用 税別300円) + トッピングチーズ(1本 税別100円) + カリフラワーライス(税別280円)。それにキャラメルマキアート(税別380円)を別途注文して、合計税別2060円だ。
そして会計は精算機で行う。卓上の精算プレートのQRコードを精算機にかざすと料金が表示されるので、現金か電子マネーで支払う。コロナ禍で現金の授受に不安を感じる人も、安心の会計システムを採用しているようだ。ドンキーのディッシュを自分アレンジできるこのお店、かなりいいぞ! 早く全国に展開して欲しい!
・今回訪問した店舗の情報
店名 ディッシャーズ 新宿住友ビル店
住所 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビルB1
営業時間 7:00~21:00 土日祝11:00~21:00
参考リンク:ディッシャーズ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24