2020年4月20日よりテイクアウトメニューを拡充し、日本を歓喜の渦に巻き込んだ俺たちのサイゼリヤ。実はその後も進化に次ぐ進化を重ねており、気付いたらいつの間にか最強になっていた。
そこで今回、個人的なサイゼ定番メニューをテイクアウトしまくり豪遊してみたのだが、結果的に自宅がただのサイゼと化したためお伝えしたい。
・サイゼのテイクアウト
先に断っておくと、私(あひるねこ)は重度のサイゼ信者だ。ブックオフにおける清水国明レベルのヘビーユーザーを自認しているが、それでもこの外出自粛期間中、一度もサイゼをテイクアウトしなかったのは理由がある。
簡単に言うと、これまでのテイクアウトメニューのラインナップはサイゼ飲みに十分対応しているとは言い難かったのだ。私の中でサイゼとは「イタリアンレストラン」ではなく「イタリアン酒場」。よってピザとパスタ主体の布陣では、やや物足りない気がしていたのだが……。
現行のメニューを見てみると……
まったくの杞憂!
・いけるやん
なんということだ。知らんうちに最強になっているではないか。特に肉料理系の充実はめざましいものがある。これでこそ俺のサイゼリヤ。というワケで、各カテゴリーから信頼の置ける選手を一つずつ選出し……
豪遊状態へと突入した。
・ボクの考えた最強パーティー
本来ならばあのコスパの権化のようなワインは欠かせないところだが、残念ながらテイクアウト不可のため自前で用意しよう。さて、まず何と言っても欠かせないのが俺たちの心の友『若鶏のディアボラ風(税込490円)』である。そう、私はお前の登場を待っていたのだ。
さらに幻のメニュー『アロスティチーニ(税込390円)』もテイクアウト可能に。これにより、事実上の合法ドラッグとしても名高いあの “魔法の粉” を一人で存分に摂取できるようになった。残った粉をキレイに舐めとるという非人道的な行為でさえ、それが自宅であればどうということはない。
この勢いで一気に『ミラノ風ドリア(税込290円)』を投入……してしまうのは、いささか早計ではなかろうか。実はテイクアウト限定で『エビクリームグラタン(税込390円)』なる新興勢力が勃興しており、サイゼ飲みという観点からすればむしろコチラの方が適任だと思うのだ。
あとは『柔らか青豆の温サラダ(税込190円)』『辛味チキン(税込290円)』『マルゲリータピザ(税込390円)』『パルマ風スパゲッティ(税込390円)』『プチフォッカ(税込130円)』といった歴戦の猛者をパーティーに迎えフィニッシュ。その結果……
自宅がただのサイゼになった。
・最高か
しかもこれ、全部で2660円である。安ッ! 究極兵器マグナムボトルの不在は少々寂しいが、これをつまみにワイングラスを傾ければ、そこはもうサイゼだ。家でサイゼ気分が楽しめるなんて素晴らしいね!
──などと言っているヤツがいたらド素人である。お前は何も分かっちゃいない。自宅をサイゼにしたいというなら、そこは用意せんかい……!
間違い探しを……!!
・必須
キッズメニューの皮を被ったサイコパスでお馴染み、あの間違い探しがなければ正しくサイゼ飲みをしたとは言えまい。だがどうやって? 安心して欲しい。実はあの鬼畜遊戯、2018年に書籍化されているのだ。ある意味、金でストレスを買うようなものだが、サイゼ飲みには無くてはならないアイテムではないか。
・これでも未完成
いまだ進化し続けるサイゼのテイクアウトメニュー。この記事を書いている本日2020年5月22日にはさらなるバージョンアップが加えられ、新たにターメリックライスのセットやティラミス、プリンが仲間入りしている。現状に満足していないということだろう。この勢いは、まだまだ止まりそうにない。
参考リンク:サイゼリヤ(PDF)
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼辛味チキン(税込290円)
▼柔らか青豆の温サラダ(税込190円)
▼マルゲリータピザ(税込390円)
▼パルマ風スパゲッティ(税込390円)
▼プチフォッカ(税込130円)
▼家サイゼがはかどる。