無人島、発展しているかな? この度『あつまれ どうぶつの森』で使える「どうぶつの森 amiiboカード」の再販が発表された! ゲーム内に好きなどうぶつを呼び出せる便利なアイテムだが、発売が2015〜2016年だったため、新たに入手することが難しくなっていた商品だ。今回は通常販売の他に受注生産も行われ、6月30日までに予約した人は全員が購入できる。
再販されるのは「どうぶつの森 amiiboカード」第1弾、第2弾、第3弾、第4弾(それぞれ全100種類)、そして『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』amiiboカード(全50種類)の5シリーズ。カード総数なんと450枚だ! ただし注意点もあるので十分に考慮して欲しい。
・注文前に確認すべき注意点!
受注生産の場合、予約さえしてしまえば品切れなどなく確実に入手できる。ただし「10月末日までにお届け」とのことなので、最長の場合は今から5カ月後。すぐに手に入るわけではない。
一方で「全国の販売店には8月までにかけても順次出荷を予定しております」とのことなので、店頭で購入した方が早いケースが考えられる。かつカードは1パック(330円)に3枚のランダム封入。開封するまで中身はわからない。1シリーズ100種類(または50種類)なので、狙って特定のカードを引き当てることは不可能である。カードが増えるにつれ、せっかく買ってもダブりも出てくる。
店頭なら開封して希望のものでなければまた購入というサイクルを回せるのだが、最初に注文数を決めなければならない受注販売ではそれができない。どのシリーズをどれくらい予約するか、どれくらい予算をかけるのか、の判断が難しいところ。
ギリギリまでよく考えて……と言いたいところだが、悩ましいのが「注文受付を中断する場合もございます」との注意コメント。最近の社会情勢を考えると、予期せぬ中断や終了、発売延期などあっても誰も責められない。
また、トレーディング要素の強いアイテムなので、人気キャラクターを手に入れるための買い占めや高額転売などの懸念は消えない。開封してSPマークのついたメインキャラクターが出るとやはり嬉しいし、住民のどうぶつにも人気・不人気があるという。ファン同士の平和的なトレードは楽しいが、競い合ってカードを手に入れるというスローライフゲームとは真逆の現象が起きてしまうのは本末転倒。受注生産が競争を抑制できるかどうかは未知数だ。
・amiiboカードでできること
順番が逆になったが、『あつまれ どうぶつの森』内でのamiiboカードの機能をおさらい。購入を迷っている方は参考にして欲しい。
一見、なんの変哲もない厚紙のカードのようにも見えるが、何やら科学の力でデータが書き込まれていて、描かれたどうぶつをゲーム内に呼び出すことができる!
タッチする場所はRスティック・Rスティックボタンか、プロコントローラーの場合はコントローラー中央部分。
まずはキャンプサイト。通常、キャンプサイトや離島に登場するどうぶつはランダム。好きなどうぶつを呼ぶことはできないのだが、amiiboカードでキャンプサイトに呼ぶ → 勧誘する、というプロセスで住民にすることができる。
ただし、しずえなどゲームの進行に関わるメインキャラクターたちは誘っても丁重に「お断り」されてしまいキャンプに来てくれない。よって住民にもならない。当たり前なんだけど。
もう1つ、パニーの撮影スタジオでamiiboカードを使うと、そのどうぶつを呼び出して記念撮影ができる。この場合はメインキャラクターも呼び出せる。ただし、他のどうぶつのようにお着替えはできないし、「かっぺい」など本作に未登場のキャラクターは呼び出せなかった。今後の登場に期待!
おまけの機能として、1度撮影スタジオで呼び出したキャラクターは「ポスター」が作成され、タヌポートの「たぬきショッピング」で注文することができる。この場合は「かっぺい」など、呼び出せなかったキャラクターもポスターになるぞ!
・予約どうする?
確実に手に入るが先に数を決めなければならない受注販売、品切れのリスクがありつつも購入数を調整できる店頭販売と、一長一短があり判断に迷うところ。十分に店頭に流通するのであれば後者がいいと思うが、私たちは「買えない怖さ」「品薄の怖さ」を経験してしまっている。
もし予約をするなら、信頼のおける友人知人とカードをトレードしながら遊ぶのがもっともいい方法かもしれない。ダブりが出たり、つい店頭で先に買ってしまっても「○○にあげよう」と思うだけでグッと気分が楽になる。じっくり検討してみて欲しい。
【追記 2020年5月16日12時20分】その後、実際に予約してみたところ、1人5点までの購入制限があり、5シリーズ×5点=計25パック(8250円)が上限だった。無駄に高額になる心配はない一方、大量には購入できない仕組みになっていた。