改めて書くまでもないが、松屋と言ったら “ごろチキ神” こと『ごろごろ煮込みチキンカレー』一択である。ごろチキ販売期間中に他のメニューに手を出す。それはごろチキへの明確な裏切り行為であり、ごろチキを愛する者にとって禁忌以外の何ものでもない。だがしかし……。
本日2020年5月12日より発売となった『“たっぷりタルタル” チキン南蛮焼き定食』に関しては、松屋ファンからの注目度の高さを考えても到底無視できないと判断させていただいた。そこでさっそくテイクアウトしてきたのだが……これがいろんな意味で思ってたんと違ったのである。
・オススメはテイクアウト
さて、まずはテイクアウトした方が圧倒的にお得という話から始めようと思う。普通に買うと税込650円の同商品だが、テイクアウト限定でなんと50円引きになるのだ。さらにネット注文サービス「松弁ネット」を利用するとポイントが20%還元されるので、実質480円で注文できるぞ。
またありがたいことに、店内・テイクアウト共にライス大盛は無料。いずれも5月26日午前10時までの限定サービスなので、忘れずに活用しておきたいところである。
そんなこんなで『チキン南蛮定食』を買って帰宅した私(あひるねこ)。よく考えたら近所に「やよい軒」とかないし、けっこう久しぶりだなぁチキン南蛮。嬉しいなぁ。フタを開けると……
え?
チキン南蛮……か?
・誰やねん
なんだろう。タルタルソースに覆われているからか、全体的にあまりにも白すぎる。クリームシチューかと思ったぞ。誰だおまえ。そしてもう一つ大きなポイントとして、実はこのチキン南蛮、チキンが揚げられていないのだ。そう、名前の通りチキン南蛮 “焼き” なのである。
衣がないチキン南蛮は、果たしてチキン南蛮と言えるのだろうか? と思いつつ鶏もも肉にかじりつくと、ここでさらに予想外なことが。チキンには甘酢ダレとタルタルソースがかかっているのだが、このタルタルにはタラゴンというスパイスが入っており、それによって思った以上に洋食っぽさが増しているのである。
ローストチキンなどにかかっている甘い香りのハーブと書けば伝わるだろうか? あれがタラゴンだ。そもそもチキン南蛮自体が和食とは言い難いが、「やよい軒」のような定食屋のチキン南蛮とはやや異なる、洋食的な雰囲気がそこはかとなく漂っていたように思う。
・これはこれで
みじん切りにした玉ネギの食感が残るタルタルと、酸味の強い甘酢ダレの組み合わせが個人的にはかなりツボで、なんなら本体はチキンじゃなくこっちという気すらしてしまったほど。チキン南蛮原理主義者からすると抵抗がある仕様かもしれないが、これはこれでウマいので一度お試しあれ。と言ってもまあ、ごろチキには絶対勝てないですけどね。
参考リンク:松屋
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.