いつでも気軽に食べられる袋麺。安くて美味しくて便利なので、ストックしている方も多いのではないだろうか。しかし、「いくつかの袋麺はまぜそばにアレンジしても美味しい」ということを知っている人は、そこまで多くないはずだ。
なので、本記事で取り上げたい。今回は袋麺でもメジャーな「サッポロ一番みそラーメン」「チキンラーメン」「うまかっちゃん」をピックアップ。それらを自己流で “まぜそば” にし、どれが一番美味しいか比べてみたぞ。
最初に袋の中身を確認しておこう。「サッポロ一番みそラーメン」は麺とスープの素と七味、「チキンラーメン」は麺のみ、「うまかっちゃん」は麺とスープの素と調味オイルが入っている。それらの違いから、調理法も少し変えてみた。まずは、「サッポロ一番みそラーメン」から紹介していこう。
・「サッポロ一番みそラーメン」のアレンジ
1:フライパンに水を入れ沸騰させてから、麺を投入。
2:麺に少し固めの食感が残るぐらいでお湯を切り、水で麺の粘りを洗い流す。
3:フライパンに戻してごま油を入れる。麺全体に馴染むようにさっと炒める。
4:スープの素を3分の2ほど入れてムラなく混ぜる。全部入れてしまうと、かなり濃い味になるので要注意!
しっかりと麺に絡めて全体に馴染んだら、お皿に載せて七味を添えれば完成だ。
・「うまかっちゃん」のアレンジ
次に「うまかっちゃん」。工程は先程の「サッポロ一番みそラーメン」とほとんど同じになる。
1:フライパンに水を入れ沸騰させてから、麺を投入。
2:麺に少し固めの食感が残るぐらいでお湯を切り、水で麺の粘りを洗い流す。
3:フライパンに戻して付属の調味オイルを入れ、麺全体に馴染むようにさっと炒める。
4:スープの素を3分の2ほど投入してムラなく混ぜる。「サッポロ一番みそラーメン」と同様、こちらも全部入れてしまうと濃い味になるので要注意!
混ぜ終わったら、お皿に載せて完成!
・「チキンラーメン」のアレンジ
最後は「チキンラーメン」。麺に味が染み込ませてあり、スープの素なども付属していないため、他の袋麺と作り方も変えた。
1:これまでと同様、フライパンに水を入れて沸騰させ、麺を投入。
2:麺に少し固めの食感が残るぐらいでお湯を切るのだが、そのお湯はチキンラーメンの味が染み出したスープなので、お皿にうつす。
3:スープをアレンジする。今回は「イタリアンハーブミックス」を使用。なお、パセリは飾り付け。いずれもお好みの量で。
4:一方、麺はフライパンに戻す。麺全体に馴染むようにごま油を注ぎ、さっと炒めて完成。
・3種の見た目を比較
あとは3種にそれぞれお好みでネギやメンマを盛り付けたところで、見た目で比較していこう。ざっくりと言うなら、「うまかっちゃん」は豚骨のスープの素で白っぽく、「チキンラーメン」は鶏ガラで茶色っぽく、「サッポロ一番みそラーメン」も味噌のスープの素で茶色だ。炒めても、イメージ通りの見た目をしていると言っていいだろう。
・実食
美味しそうな匂いが漂ってきて食欲をそそるので、実食へ移りたい。まずは「うまかっちゃん」から。普通に調理した場合よりもしっかりとした噛みごたえのある食感だ。味はまさに豚骨で、濃くて美味い。
続けて、「サッポロ一番みそラーメン」。同じく普通に調理した場合よりも噛みごたえがしっかりある。そして、味噌味だからか味が濃い! 使用したスープの素分の量は「うまかっちゃん」と同じぐらいなのだが、もっと減らしてもよかったかもしれない。
最後に「チキンラーメン」。麺だけ食べると食感も味もちょうどいい。まさにチキンって印象だ。
今回調理した3種類の中でバランスは1番いい気がしたが、さらにアレンジしたスープをつけ汁にすると……
めちゃくちゃ美味い! イタリアンな感じになってる! トマトを入れるともっと美味くなりそう! ただ……
見た目にはチキンラーメンに戻ってしまっているのだが。
そんなわけで、「サッポロ一番みそラーメン」「チキンラーメン」「うまかっちゃん」を自己流でまぜそばにアレンジしてみたが、一番美味しいのは「チキンラーメン」だった。ただ、簡単とはいえ調理の手間は「チキンラーメン」が一番かかるし、他の2種類も美味しかったので、ぜひ自分の舌で確かめてみて欲しい。野菜やお肉やチーズなどの具材の追加などで、バリエーションも広がるはずだ。
Report:Kg
Photo:RocketNews24.
▼娘と一緒に全部美味しくいただきました! ごちそうさまでした!