今さら説明するまでもないが、謎肉とは日清カップヌードルに入っているあの肉のことである。ちなみにその正体は主に豚肉。最近だとまったくもって謎じゃなくなっているが、「謎肉」と言われたらあの肉のことを思い出す人は多いはずだ。

これまで丼に使われたこともある謎肉、今回はなんと炒飯になってしまった。謎肉丼の中毒性がヤバかったため食べる前から期待しかないが、先に結論からいっちゃうと実にアリだった。いとウマし!

・基本スペック

2020年3月1日から関東甲信越地区で先行発売されている謎肉炒飯。その名の通り謎肉(豚肉)が入った炒飯で、ご飯や卵と共に鉄板で炒めたらしい。

ヌードルなのに炒飯というのが1番の謎なのはさておき、価格は278円(スーパー価格)で内容量は300g。近頃の冷凍炒飯は500〜600gクラスも売っているため、がっつり系を求める人であれば少しばかり物足りないかもしれない。ともあれ、袋から中身を取り出して皿に盛ってみよう。

まぁこれと言って一般的な冷凍炒飯と変わりない。ゴロゴロと入った謎肉は確認できるが、炒飯にしたらどんな化学反応を起こしているのだろうか。楽しみ!

・作り方は簡単

調理方法はレンジorフライパンの2択で、今回は少しでも面倒を省くためレンジをチョイス。レンチンはラップをかけるかかけないか2タイプに分かれるが、謎肉炒飯はかけずにOKだから楽チンでよろしい。そのまま皿ごとレンジに放り込み、指定された時間チンすれば……

ほい、できた! パラッとしていてウマそうな炒飯の完成だ。一口食べてみると……おいおい、こいつは……


まんまカップヌードルやんけ……! 正直、味はちょっと似ているくらいなのかな〜なんて予想していたが、完全にカップヌードルだ。見た目は炒飯、中身はカップヌードル。これはコナンくんも推理をミスるくらい完璧な犯行である。恐るべき再現度!!


また、卵などの具材もカップヌードルの味を再現していて、食べれば食べるほどしっかり「カップヌードルを食べている感」を味わえる。丼での謎肉は汁に浸みていたが、炒めて表面がカリッとしているのも悪くない……というかイイ。そこはとなくジャンク感がありながら、全体的にはアッサリした醤油味なのも二重丸だった。

・お試しあれ

炒飯に姿を変えても安定の味を保っていた謎肉。まだ発売されていない地域もあるが、気になる方は試してみるといいだろう。もし300gで足りない場合は、本家のカップヌードルと合わせて炭水化物をダブル摂取するのも面白いかも!

参照元:日清「冷凍 日清カップヌードル 謎肉炒飯」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.