「ジャンプスクエア」で連載中の人気漫画『新テニスの王子様』の一コマだと思われる画像が先日、ネット上で話題になった。詳しくは後述するとして、個人的な見解ではどう考えてもコラである。いくら『テニプリ』でも(?)、さすがにコレはないやろと。
そこで本日2020年2月4日発売の「ジャンプスクエア3月号」を購入、さっそく本編を読んでみた。すると……いやガチやないか! コラかと思ったらガチやないか!! 『新テニスの王子様』、最新話で『進撃の巨人』みたいな感じになっております。
・話題のテニプリ最新話
実は最近の『テニスの王子様』をまったく追えていない私(あひるねこ)。恥ずかしながら、今どういう展開なのかサッパリ分からない状態である。どうやら日本とドイツとのダブルス戦の真っ只中らしいのだが……読み始めると、いきなりの衝撃展開に私の思考は完全にストップしてしまった。
・一応ネタバレ注意
具体的にご説明すると、日本選手がサーブをしたと思ったらそこは海賊船の上で、ドクロが相手選手に斬りかかっていた。その攻防はなんと数ページにも及び、最終的に相手ダブルスは海の彼方へ吹っ飛ばされてしまう。
……自分でも何を言っているのかよく分からないが、そもそも誰一人としてラケットを握っていないのはどういうことなのか。テニス漫画ではないのか。
・さらなる衝撃
この時点ですべてのスポーツ漫画を過去にするかの如き荒ぶりを見せる『テニプリ』。しかし、本当の地獄はここからだった。セカンドセット、ボールを構える相手選手を見て、日本ダブルスは「ん?」という表情を浮かべる。ページをめくると、驚くことにドイツ選手が……
10メートルくらいになって両名を見下ろしているではないか。
これは誇張でも何でもなく、足で普通に踏みつぶせるくらいの大巨人になっているのだ。え、どういうこと? それを見た日本勢は一言。「デカ過ぎんだろ……」。何なんだよこの漫画。
・もはや別作品
見開きの大迫力で描かれる本シーンは、さながら『進撃の巨人』テニス激闘編。ちなみに次ページ、ドイツ選手がサーブを打った直後を俯瞰(ふかん)で描いたコマが面白すぎるのでぜひご覧いただきたい。
・注意して読むべし
もちろんこれは実際に巨人になったワケではなく、イメージで大きく見えているだけだ。しかし、別キャラがメインのコマでも変わらず大巨人として描かれるため、少しでも気を抜いた場合、腹筋を根こそぎ持っていかれる可能性は否定できないだろう。各自、最新話を読む際は十分に注意してくれ。
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼追記(2020年2月5日)。ついに公式が画像解禁。
本日発売!「ジャンプSQ.」白熱の準決勝ドイツ戦!奇策と思われた仁王雅治の登場、しかし、詐欺師は秘策をもってドイツを迎え撃つ…🎾一方翻弄されるだけでないドイツもダンクマールの人智を超えた技で圧倒する…!テニプリ史上最も威圧感のある今回、必見📖 pic.twitter.com/iuPs9dOFDW
— 『新テニスの王子様』公式 (@tenipuri_staff) February 4, 2020