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風速50メートルという数値を聞いて、皆さんはどういったイメージをするだろうか。いまいちピンとこない人もいるかもしれないが、おそらく多くの答えは「台風」。これからの時期、日本列島を襲う厄介なアレだろう。

平均風速が20メートルを超えると、天気予報では「非常に強い風」と表現され、警戒が促される。そして風速50メートルだと外出禁止レベルの風なのだが、そんな環境の中でジャンプする動画「100+ MPH Winds 2016/05/16」が撮影され、話題になっている。

・ニューハンプシャー州で撮影された映像

2016年5月16日、その動画は悪天候に見舞われたアメリカ・ニューハンプシャー州で撮影された。動画を再生するとおわかりだろうが、天気は最悪中の最悪。雪混じりの暴風で立っていることさえままならないのは、誰の目に見ても明らかだ。

・まるで漫画

しかし、気象観測者のマイク・ドーフマンとトム・パダムは展望デッキに出ると自らの体で風を感じ、いろいろな実験を行う。空気椅子で暴風に耐えようとし、次にジャンプを試みると……フワッ!

な、なんとワイヤーが背中についているかのように、体ごと持って行かれてしまうではないか! その姿はまるで漫画『進撃の巨人』の立体機動装置。ちょっと楽しそうだが、同時に風の恐ろしさも伝わってくる光景だ。

・真似厳禁

やはり暴風に見舞われた時は、家の中で安全に過ごすことが第一。大の大人が軽々と飛ばされているところを見ると、そう思わずにはいられない。自然の脅威はいつ牙を剥くかわからないため、絶対に彼らの真似はしないようにしよう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし