もう1月も下旬で、すぐそこに2月のあのイベントが迫っている。そう、「バレンタイン」だ。そしてこの時期になると、毎回多くのスイーツ好きが詰めかけるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が開幕する。

今年は2020年1月26日から2月2日までの日程で、新宿NSビルに国内外の有名ショコラティエが集結。その会場で、私(佐藤)はアポロチョコを買った。5400円もするヤツを……

・入場にはチケットが必要

この催しは三越伊勢丹の主催によるもので、2014年までは伊勢丹新宿店で行われていたのだが、2015年から新宿NSビルの地下イベントホールに会場を移して行われている。以前は当日でもフラリと入ることができたものの、現在はチケット(前売り600円)を事前に購入しなければ入ることができない。また入場は時間制となっている。


そのことを忘れていた私は、うっかり手ぶらで会場に行ってしまい、入ることができなかった。その場で次の時間のチケットを購入し、1時間ほど時間を潰した後に改めて1階の入場口に行ってみると大行列。相変わらずすごい人気だ。


・アポロ! 5400円のアポロ!!

12時の入場時間を迎えて、列にしたがって地階のイベントホールにたどり着いた。


会場入り口にはなぜかシロクマが。これ200キロものホワイトチョコレートで作られているそうだ。全長2.5メートル、高さ1.35メートル。デカい! 私は「デカい」以外に感想を抱くことができなかった……


さて、来たはいいが、とくに好きなブランドのチョコレートがある訳ではない。正直見てもよくわからないし、シロクマを見てデカい! という感想を抱く以外に、今ここで私のできることはなかった。なんで来たんだ?


手ぶらで帰ろうとしたその時だった。ひとつの店舗の商品が目に留まった。アポロ? 明治のアポロチョコ?


15個入りでお値段税込5400円! たけええええ!!


・1個360円

木箱に入ったこの商品、実は洋菓子の名店「クラブハリエ」が手掛けた特別なアポロチョコ(ボンボンショコラ)なのである。


日本にチョコレートの文化を根付かせた老舗企業「明治」に敬意をあらわすと共に、洋菓子名店の技術を駆使して、1個1個職人が作り上げたのだとか。


本家のアポロチョコと比べると大粒で、なおかつその見た目から品格のようなものが漂っている。


食べてみると、やさしい口どけのチョコから、いちごジャムがあふれてくる。さすが名店の技。ちなみにコレ、5400円で15個入り、つまり1個換算で360円だ。通常1箱120円程度であることを考えると、3箱分に相当する。セレブのアポロといっても過言ではないだろう。

なお、この商品はサロン・デュ・ショコラ会場のほか、百貨店の催事でも購入できるそうだ。見つけたら、チェックしてみて欲しい。

・イベント詳細

名称 サロン・デュ・ショコラ 2020
会場 新宿NSビル 地下イベントホール(東京都新宿区西新宿2丁目4−1)
会期 2020年1月26日~2月2日(10:00~20:00)
入場料 一般600円(当日券(700円)は14時から販売)

参考リンク:クラブハリエ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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