寒い冬に欠かせないアイテムのひとつ、それが豚まんだ。冷たい空気の中、ほかほかの豚まんにかぶりつく……それだけで幸せいっぱいになるというものである。学校の部活帰りとか、友だちや彼氏と分け合いながら食べるのもいいよな~。まあ記者は部活に入ってもなければ、彼氏もいなかったのだが。

それはさて置き、よくあるソレとはひと味違う豚まんに遭遇したので、この場を借りて報告したい。岡山の「山珍(さんちん)」という店が出しているもので、ゴロっとした豚の角煮が入っているのだ。大事なことなので、もう一度言おう。豚の角煮が入っている……ぞ! 

・めずらしい豚まん

豚まん・肉まんと一口に言えど、その中身は様ざまだ。例えばコンビニで売っているものは、往々にしてひき肉状の豚肉を使っている。そして、そのコンビニスタイルが多くの人たちにとって馴染み深い豚まんであると思われる。しかし、山珍のものはひと味もふた味も違うのだ。

なぜなら冒頭に書いた通り、豚の角煮が入っているからである。豚が入っているのだから、確かに豚まんと呼んで間違いないのだろう。とは言え、そうそう他にない仕様だ。ちなみに記者は岡山にある店舗で購入したが、オンライン販売(10個入り3800円)もしているぞ。

・何気に皮がスゴイ

それでは食べてみることにしよう。半分に切ってみると……モリモリやん! ──そう、肉がこれでもかという程にたっぷりなのだ。しかもウズラの卵がまるっと1個入っている。なんという贅沢!! その見た目だけで、満足してしまう。

口に入れると、その食べ応えにびっくり。とにかく肉の主張が激しい。かめばかむほど、肉の味が口いっぱいに広がって幸せだ。そしてウズラの卵も負けていない。なんでもこの卵は、焼き豚を炊いた後の醤油で漬け込んでいるとのこと。道理でしっかりと味がついていて、美味しいはずだ。

そして、極めつけは皮だ。優しい味わいの皮が、フワッと肉や卵を包み込んでいる。激しく主張する中身を、皮が上手く統率しているのだ。まるで、荒れ狂う生徒たちをまとめ上げる『GTO』の鬼塚英吉のようである。

ひとつでお腹がいっぱいになるだけでなく、なんだか心までいっぱいだ。美味しいものを食べた後って、どうしてこうも満たされるのか。生きるとは食べることだな、と感じた次第。自分用にはもちろん、手土産や贈り物にも良さそうだ。みんなで幸せになろうぜ! 

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 山珍
住所 岡山県岡山市北区丸の内2-12-22 1F
時間 月~土曜日 10:00〜19:00 / 日祝日 10:00〜18:00
定休日 月曜日、祝日の場合は翌日

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼角煮入りの山珍の豚まん

▼これが豚まんだと!? 

▼からしと酢醤油付き

▼九州出身の記者はもちろん酢醤油派

▼うまっ! 

▼温めるとより美味しいぞ