それを食べた瞬間、「ついに見つけた」と私は確信した。念のため、近くにいたディズニーマニア田代大一朗にも味見してもらってところ……絶賛! 同じくたまたま近くにいたPouch編集部の百村モモにも食べてもらったところ……大絶賛!
ほらほら、やっぱり。思った通りだ。こいつは明らかに美味くなっている。間違いない。カップ焼きそばにラー油を加えたら、間違いなく美味くなってるって。マジだって。嘘だと思う人はやってみ〜。
もはや本記事で言いたいことの9割は言い切ってしまった感があるのだが、ここで終わるのも何なので、ついでに私がこれを発見する経緯についても紹介しておきたい。
そもそものきっかけは、私が「大阪王将」の人に「中の人が実践しているアレンジを教えて」と聞いたことだった。すると、大阪王将の “中の人” はいくつかアレンジを教えてくれ、その中の1つが……
「アレンジ①焼きそばにレバニラをオン
アレンジ②酢に鉄ラー油を溶かして、焼きそばにかける」
──であった。
教えてもらった翌日くらいだろうか。私は職場近くの大阪王将に行った。ソース焼きそば(炒め焼きそば)とレバニラ炒めを注文して試したところ美味い。レバニラをオンする「1」のアレンジも良いが、個人的にはラー油オンの「2」の方が好みだ。
だから、鉄ラー油アレンジを何度かやった。焼きそばを変えて、「五目あんかけ焼きそば」とかでもやった。
どっちの焼きそばでもラー油に合うな〜と感じたそのとき、ふと気になったのだ。
「大阪王将の焼きそば&ラー油じゃなきゃダメなのかな?」
つまり……
「インスタントのカップ焼きそばに、コンビニとかで買ったラー油をかけても美味くなるのかな?」
──と。結果として大当たりだったのは先述の通りなのだが、辛み以上に焼きそばのコクが際立ったのは予想外。しかも、「食べるラー油」のような凝ったラー油ではなく、ごく普通のラー油でコクがマシマシになったのも予想外だった。
まぁもちろん、ラー油の種類やらかける量によって、辛みとコクのバランスは変わってくる。特に量は辛さを大きく左右するので、各自好きな加減を見つけて欲しい。
その参考になる……かどうかは不明だが、最後に、「U.F.O.にラー油を1周回してかけ、それを食べた当編集部員の感想」も記載している。
また、食べているときの様子は動画「【裏ワザ】カップ焼きそばに “ラー油” を入れるだけで革命的にウマくなる!」としてYouTubeにアップしているので参考にしてくれ〜。
・田代大一朗
「絶対おいしくなってる! ラー油が全然邪魔していない。邪魔しているどころか、風味がアップしている」
・百村モモ
「私カップ焼きそば苦手なんですけど、ホンモノに近づいた気がする。ちゃんとフライパンで焼いたものに近くて……。なんでだろう? 全然違う! 香りとスパイスがちゃんとソースを引き立ててる気がする。びっくり」
・GO羽鳥
「家で焼き肉して、最後に焼きそばやるじゃん。アレに似てる。めちゃくちゃ美味い」
・中澤星児
「ラー油なんだ。あんまりピリっとはしないですね。でも味が濃くなった気がします」
・佐藤英典
「ちょっとだけど、すごい変化した感じ。美味しゅうございました」
「ちょっとピリっとしますね。でも美味しい」
「美味しいですよね。ちょっとピリッと。まぁ合いますよね」
・瓦野晋治
「今、お昼を食べたばっかりなんですけどねぇ。食べてしまいたくなりますね」
参考リンク:大阪王将
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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