“山里は 冬ぞ寂しさまさりける 人目も草も かれぬと思へば──” 百人一首にもおさめられている、源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)による歌だ。人も来ず、草も枯れてしまう冬の山里の寂しさを詠ったものだが、そんな彼の気持ちがなんとなくわかる季節になって来た。
こんな季節には、せめて温かい飲み物で体の内側から自分に優しくしてあげたいもの。そんな雰囲気を察知した……のかどうか知らないが、ローソンのマチカフェに『コーンスープ』が登場。さっそく飲んでみたところ、オニオンが効いているなどマチカフェなりの強いこだわりが感じられた。
・ありそうでなかったセレクトに感謝
ローソンのマチカフェでは、これまでにも他のコンビニカフェにはない、独創的なドリンクを提供してきた。例えばトマトラテなんて、結構な衝撃だったのではないか。
そんな中、突如現れた「コーンスープ(税込150円)」。ありそうでなかったこのセレクトは、さすがである。マチカフェだもの、自動販売機などで売っている缶のアレとは、またひと味違った美味しさを提供してくれるんだろうな。そんな期待を胸に注文してみたところ……
・高級なコーンスープの味
「よくかき混ぜてくださいねー!」という店員さんの声と共に、カップに入ったコーンスープが運ばれてきた。カップの中を見ると、粉がドーンと入っているではないか。記者はてっきりマチカフェのマシンで液体のコーンスープが注がれると思い込んでいたのだが、クノールタイプだったとは。
これはこれで良しだ。言われた通り、よく混ぜて飲むとチョップドオニオンが効いていて美味しい。フリーズドライの粒コーンも、噛めば噛むほど味が染み出てきて、高級なコーンスープの味がするぞ。家で飲むために、粉だけの商品も販売してほしいと思ってしまった。
マチカフェのコーヒーやカフェラテ同様、コーンスープにも “メガサイズ ” を作っても良いのではないかと感じるほど、すっかり虜になってしまった次第。この冬のリピート確定であることは言うまでもないだろう。ちなみにこのコーンスープは数量に限りがあるようで、なくなり次第終了だぞ。
参考リンク:ローソン マチカフェ コーンスープ
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼ローソンのマチカフェで販売中のコーンスープ
▼美味しい
▼粉が底にたまらないよう、しっかり混ぜよう