実は数年前から気になっていた。街で見かける「赤いレンタル自転車」のことを……。どうやら正式名称は「コミュニティサイクル」というらしい。

最近は、よくウーバーイーツの人々が配達のために乗っている印象があるが、普通の人もいたって普通に使っている。それを見て、私は羨ましく思っていた。だってだって、行動範囲広がるじゃん……。行動範囲が広がったら、もっと遠くの餃子屋さんにも行けちゃうじゃん!!

ということで今回、重い腰を上げて登録してみることにしたのである٩( ‘ω’ )و

・会員登録

まずは公式サイトから会員登録。名前やメアドや生年月日や性別、クレジットカード情報などを入力していく。なお、私が選んだ会員プランは、月額なしの「1回会員」だ。


・会員証を作るか否か

また、ここで「会員証を登録するか否か」を選ばされるのだが、私は迷わず「登録する」をチョイスした。なぜならこれを作っておけば、会員証をかざすだけでスムーズに開錠できるようになるからだ。


・会員証登録

んで、会員登録が終わると、会員証を登録する用に使う8桁のパスコードが表示されるので……

最寄りのサイクルポートに行って、赤いレンタル自転車の後ろに付いている操作パネルで、「START → ENTER → 8桁のパスワード」を入力してから……

カードリーダーに会員証として登録したい交通系ICカードなどをかざせば会員証登録完了となる。私の場合は、iPhoneに登録したモバイルSuicaをかざしてみたが、見事に登録できちゃったぞ〜\(^O^)/


・借り方

まずは赤いレンタル自動車の駐輪場である「サイクルポート」を探そう。この時、専用アプリ『ドコモ・バイクシェア ポートナビ 』があると非常に便利。ポート検索もできるし、予約ページにもすぐに行けるし……必須アプリといっても過言ではない。

そんなこんなで……

ありました〜!

んで、STARTボタンを押して……

会員証(モバイルSuica)をかざせば……

開錠された! あとは乗るだけ!! 私は「1回会員」なので、最初の30分は150円。その後は30分ごとに100円かかるという料金設定だ。

このチャリさえあれば

どこへだって行ける。

ちなみに東京10区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・江東区・品川区・目黒区・大田区・渋谷区)ならどこでも返却が可能。

こんなに便利で楽しいサービスを……

なんでもっと早く使おうとしなかったんだオレは……!! と、激しく後悔したのであった。


・一時駐輪

なお利用中、「どこかに停めて鍵をかけたい」という時があったとしても大丈夫。ふつうにガチャリと鍵をかければ、まずはOK。

そしてカギを開けたくなったら、STARTボタンを押して会員証をかざせば……

開錠されるという仕組みである。ラクチーン!


・会員証のありがたさ

ちなみに、もしも会員証を作っていない場合は、自転車を借りる時も、一時駐輪の時も……


「公式サイトのマイページへログイン → サイクルポートと自転車を選択して予約 → 開錠パスコードが発行される → パスコードで開錠 → 利用開始(一時駐輪のときも、この時のパスコードが必要)」


……という感じ。いちいちパスコードを入力しないで済むぶん、会員証はあったほうがスムーズである。


・返却

返し方も実にカンタン。ラックに前輪を差し込んで、後輪の鍵を締めて、ENTERボタンを押せばOK。パネルに「返却」と表示されたら返却完了である。


・使ってわかった注意点

そのほか気をつけるべきことは、自転車を選べる状況であれば、自転車のバッテリー残量を確認してから借りたほうが良いということ。せっかくの電動自転車、それもお金を払っているのに「残量0」だと非常に悲しい。

あとは、もちろん交通ルールには気をつけて。「自転車は車道が原則、歩道は例外」で「車道は左側を通行」で「歩道は歩行者優先、車道寄りを徐行」の3つは必ず頭に入れながら運転しよう。それでは!٩( ‘ω’ )و

参考リンク:東京自転車シェアリング、スマホアプリ「ドコモ・バイクシェア ポートナビ 」(Android)(iOS
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
Screenshots:docomo-cycle.jp、ドコモ・バイクシェア ポートナビ