神秘的な雰囲気で訪れる者を魅了する鍾乳洞。日本各地に点在するが、今回は少し変わった鍾乳洞を紹介しよう。

訪れたのは奈良県にある五代松鍾乳洞。専用の「モノレール」に乗って鍾乳洞へ向かうのだが、コイツがまるで森の中を行くジェットコースター。気分はインディ・ジョーンズ、面白すぎるっ!!

・緑豊かな山間の村

今回紹介する五代松鍾乳洞は、奈良県の天川村という場所にある。天川村は周りを山々に囲まれた自然豊かな村で、キャンプなどのアウトドアで訪れる人も多い。

鍾乳洞があっても何ら不思議ではない場所なのだが、面白いのは鍾乳洞までのアクセス。冒頭でも述べたとおり、鍾乳洞へは専用の「モノレール」に乗って向かう(徒歩で行くことも可)。これが結構パンチの効いた乗り物なのだ。

料金は入洞料が450円、モノレール利用料金が上り400円、下り200円。駐車場を利用する場合は「ごろごろ水施設協力金」として別途500円が必要となる。

・ワイルドすぎる

受付を済ませから乗り場へ。モノレールといっても、さすがに都市部を走るモノレールのような乗り物を思い描いていたわけではない。ちょっとしたトロッコ列車みたいな感じかな? そう思っていたのだが……。

待っていたのは、むき出しのモーターに座席を連結しただけのワイルドすぎる乗り物! これモノレールというよりジェットコースターだろ!!

乗車時にヘルメットを被るよう指示される。そしてシートベルト的なものはなし。失礼ながら少しだけ怖くなってきたぞ……!

・後ろ振り向くべからず

いよいよ出発だ。モーターの起動する音が鳴り響く。なんか冒険に行くみたいで楽しいな~、なんてテンションが上がっていたのも束の間!

モノレールが信じられない角度の急傾斜を上り始めたではないか! ええぇぇ……。

とにかく角度が急。そして先ほども言ったとおりシートベルト的なものはない。信じられるのは、座席前方の手すりを掴む己の腕のみ! うおおおおぉぉぉぉ!!

後ろを見たら怖いのは分かってる。でもそのとき、誰かに背後から呼ばれた気がしたんだ。それは森の精霊か、それとも……。とにもかくにも、急斜面を上る最中に筆者は後ろを振り返ってしまった。

後ろは絶対に見るな。

・大自然の神秘

山肌をゴトゴト進むこと5分ほど、鍾乳洞に到着した。内部は現地のガイドさんが案内してくれる。

何千年、いや場合によっては何万年もかけて成長したであろう鍾乳石の数々が迎えてくれる。まさに自然の芸術だ。

鍾乳洞の中には太陽光が届かないので、蛍光灯の設置されている場所にだけ草が生えるんだって。はえ~。そんなガイドさんの説明にも耳を傾けながら、ひとときばかりの鍾乳洞ツアーを満喫。そして帰りもアレに乗るのか……。

モノレールは転回することが出来ないので、帰りは後ろ向きで下ることになる。バックで下りるというのもまたスリル満点でした……。


いかがだったろうか。ちょっぴり冒険気分を味わえる五代松鍾乳洞。モノレールはマジで面白かったので、一度乗ってみる価値はあると思うぞ。週末のお出かけ先に検討してみてはいかが?

・今回紹介したスポットの情報

名称 五代松鍾乳洞
住所 奈良県吉野郡天川村洞川
時間 9時30分~11時30分、13時30分~15時50分
休日 水曜日(冬季休業、雨天・荒天による臨時休業あり)

参考リンク:天川村公式サイト
Report:グレート室町
Photo:RocketNews24.

▼モノレールに乗って鍾乳洞へ!

▼この傘を使う猛者はいるのか……

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▼近くには名水百選にも選ばれた「ごろごろ水」の採水場もあるぞ