「ピーナッツ」が好きな私(あひるねこ)にとって、和菓子『食べマス スヌーピー』シリーズ(税抜259円)の発売はまさに待望だった。先日から全国のローソン限定で販売が始まったばかりの新商品である。
近所のローソンになかなか入荷されないためヤキモキしたが、ついに今回全3種類をコンプリートすることができたぞ! やったーーーッ!! だがしかし……。可愛い可愛いスヌーピーたちに、まさかあんな凄惨な結末が待っていようとは。この時の私は知るよしもなかったのである。
・スヌーピーが和菓子に
スヌーピー、チャーリー・ブラウン、そしてジョー・クールという鉄壁のラインナップとなった『食べマス スヌーピー』。それぞれのチャームポイントを、ぽってりとした “練り切り” で表現したファン悶絶のお菓子だ。
二重に包装されたケースから取り出し、さっそく皿に並べてみる。スヌーピーの赤い首輪やジョー・クールのサングラスなど、細部まで丁寧に作り込んであり、ちょこんと座っている姿が実に可愛らしい。しかもそれぞれ味が異なっており……。
ジョー・クールは塩バニラ味。
スヌーピーはチョコ味。
チャーリー・ブラウンはカスタード味だ。
なんだか食べてしまうのがもったいなくなるが、彼らも今日は和菓子としてここに来ている。おいしくいただくのが礼儀というものだろう。
・実食
さあ、どうやって食べようか? 一口はちょっと無理そうだから……よし、ナイフでブッタ斬るとしよう。
まずは手前にいたジョー・クールから手に掛けることに。せっかくなので、キレイに真ん中から一刀両断してみたい。
ジョー・クールを貫くナイフからも、もちっとした柔らかい感触が伝わってくるかのようだ。そして……。
\ ザシュッ /
ほんのり効いた塩味が心地よいジョー・クール。バニラ感は正直よく分からなかったが、本格的な練り切りの味になっていた。
さあ、お次は僕らのヒーロー・スヌーピーだ。
メリメリ……。
ハア、ハア……。
和菓子でチョコ味ってどういうこと? と思いきや、意外と違和感がなくて驚いた。こうやってあえてチョコ味になっちゃうあたり、実に彼らしい行動ではないか。
で、最後はチャーリー・ブラウンだが……。
うーん、お前は……。
こうだな。
\ ザシュッ /
カスタード感が想像以上に濃厚だったチャーリー・ブラウン。まさに和洋折衷と言った味わいであった。いやでも、これは熱い緑茶が欲しくなりますな。ああ堪能した堪能した。
おいしいスヌーピー和菓子に大満足の私。見た目の可愛らしさはもちろん味もしっかりしているため、スヌーピーファンにプレゼントしてもきっと喜んでくれると思うぞ! 数量限定のため、ゲットするなら急いだ方がいいだろう。
・覚悟が必要
ただ一点、購入前に覚悟していただきたいことがある。すでにお気付きかもしれないが、スヌーピーたちを食べている途中の光景は掛け値なしの地獄である。事実私は、自分でやっておきながら「これが人間のすることかよォォォオオオ!」と叫びそうになった。
それに耐えられるという自信があるなら、この『食べマス スヌーピー』は非常にオススメだ。フォークで少しずつ削り取ってもよし、頭部から無慈悲にかじりつくのもよし。どうぞお好きにいただいちゃってください。
参考リンク:食べマス スヌーピー
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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▼ありがとう、スヌーピーたちよ……。