いわゆる闇営業問題を発端に、揺れに揺れている吉本興業。宮迫博之さんと田村亮さんによる衝撃の記者会見から、間もなく2週間が経とうとしている。宮迫さん、田村さんの両名に加え、吉本興業、松本人志さん、そして加藤浩次さん。全員が納得する着地点は今のところ見えていない。

ただし、2019年7月21日の「ワイドナショー」にて松本さんから、問題解決の具体的な提案があったことをご存じだろうか? 番組内で松本さんは「岡本社長と宮迫が乳首相撲をやること。これですべて解決する。乳首相撲は世の中のものを全部解決する」と発言したのだ──。

・乳首相撲とは

あなたは乳首相撲をご存じだろうか? 乳首相撲とは読んで字の如く、洗濯バサミを介して互いの乳首を引っ張り合う競技(?)である。かつて放送されていた「ダウンタウンのごっつええ感じ」では、ダウンタウンとゲストによる乳首相撲対決がたびたび繰り広げられていた。

だがしかし、本当に乳首相撲で人は仲直りできるものなのだろうか? ましてや松本さんの言う「乳首相撲は世の中のものを全部解決する」なんてことがあり得るとは思えない。とはいえ、お笑いの神様・松本人志さんが言うのである。これは試す価値があるハズだ。

というわけで、洗濯バサミとタコ糸で、お手製の乳首相撲キットを制作。すぐ近くにいた編集長と乳首相撲スタート! ……と言いたいところだが、1つとても重要なことを忘れていた。私、P.K.サンジュンと編集長のGO羽鳥は仲直りも何も、別に仲が悪くない。このままではシンプルに乳首をいじめるだけの企画になってしまう。

・まず仲を悪くする

仲が悪くない人間同士を一瞬で仲たがいさせるためにはどうすべきか? 欲を言えば “憎しみ” が湧くくらい嫌い合いたい。熟慮した結果、乳首相撲の直前に「ケツキック」を敢行することにした。人間も動物である。外的な暴力を受ければ、本能的に相手を憎む感情が湧くハズだ。整理すると、


ケツキック → ケツキック → 乳首相撲


……と、立て続けに行うことにした。“立て続け” というとことがポイントで、互いの怒りがMAXのうちに乳首相撲で対決すれば「乳首相撲で人は仲直りできるのか?」が本当にわかるに違いない。GO羽鳥は優しい男。手加減があっては意味がないので、私から本気のケツキックをブチかますことにした。

・手加減なしのケツキック

中年男性とは思えぬほどプリっとしたGO羽鳥の尻。前かがみでケツキックを待つその無防備な尻は、中腰でありながら丸腰だ。その尻めがけて渾身のケツキックを放つッッ……!









GO羽鳥:「ウァアォァオウォォォォオオオオオッッ!」


GO羽鳥:「ウァアォァオウォォォォオオオオオッッ!」


ぶっちゃけ、蹴った右足が翌日まで痛かったほどの渾身のケツキック。羽鳥は思わず「クッソォォオオオ!」と漏らすほどだったから、怒りのバロメーターは頂点へ達したハズだ。そしてすぐさま攻守をチェンジし、今度はGO羽鳥が私の尻を蹴り上げる。

名門「伊原道場」で約2年間キックボクシングを習っていたという、羽鳥の “黄金の右” が私の尻に突き刺さるッッ! 突き刺さるッッ……!!










サンジュン:「イヤァァッハハァァァッハアアアアアッッッ!」


こ、この野郎……! 出会ってから5年以上、いつだって大好きなGO羽鳥が一瞬で嫌いになった。この感情が消えないうちに洗濯バサミを乳首にセットし、いざレディ……ファイッッ!!


結果……


〇 P.K.サンジュン(5秒KO)GO羽鳥 ●


ほぼ神経が通っていない(と思う)羽鳥の乳首とは裏腹に、人並みの感度を誇る私の乳首はもちろん痛かった。んが、それよりも圧倒的にケツの方が痛かった。そして何よりも重要なのは「憎しみの感情は一切消え去っていた」という事実である。

・憎しみは消えていた

乳首から邪気が抜き取られたのか、それともケツキックが怒りもろとも全てを破壊したのかはわからない。ただ、インパクト的にはケツキックの方が遥かに大きかったので、もし宮迫さんと岡本社長が対決する際は「乳首相撲 + ケツキック」を推奨する。

尊敬する松本人志さんに物申すのは恐縮の極みであるが、松本さんが仰っていた「乳首相撲は世の中のものを全部解決する」は誤りだと言わざるを得ない。正確には「乳首相撲とケツキックは世の中のものを全部解決する」だ。吉本問題収束の鍵はここにある……のかもしれない。

参考リンク:ワイドナショー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼全容は動画でチェックだ!

▼「乳首相撲とケツキックは世の中のものを全部解決する」これは覚えておこう。

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