空前絶後のタピオカブームである。それより先に流行っていたハットグ(チーズドッグ)は、いつの間にやらブームが下火になりつつある感じが否めない。このままチーズ系のフィンガーフードは、タピオカの勢いにのまれてしまうのだろうか。

そんななか、意外な救世主が新大久保に降臨していることが判明した。それは「チーズボール」である。はたして、タピオカに匹敵する旋風を巻き起こすことになるのか!?


・チーズボール専門店

この商品を販売しているのは、JR新大久保駅から徒歩約5分のところにある「オッパチーズボール」。食べ歩きグルメの販売を行う屋台が立ち並ぶ「とんフード」の一角にお店を構えている。


そもそもチーズボールはどういうものなのか。よくわからないのだが、とにかく買ってみることに。メニューはチーズボールのみで、3個400円、5個600円、10個1000円となっている。


会計は後払いとのことなので、まずは5個注文。チーズボールは作り置きしていないらしく、オーダーごとに揚げているらしい。待つこと約5分で実物とご対面!


・揚げたてを提供

見た目は、形の整ったサーターアンダーギー(沖縄の揚げドーナツ)、あるいはアランチーニ(イタリアのライスコロッケ)のように見える。このまま食べても良いそうなのだが、ハニーバター・ココナッツ・チェダーチーズを振りかけても美味しいそうだ。


という訳で、勧めにしたがってハニーバターとココナッツを振りかける。チーズにチーズをかける気になれなかったので、チェダーチーズは振りかけなかった。


・味は?

さて、実際に食べてみよう。どんな味なのか?


大口開けてかぶりつくと、衣はかなりしっかりしている。そして中からとろけるチーズがミュイーン!


食べてみて感じたのは、1個でも結構なボリューム。5個食べたらかなりお腹が膨れる。女性は3個でも十分かもしれない。そしてチーズドッグよりも、チーズを伸ばしにくい印象を受けた。


ブームがやや下火になったハットグの救世主になるには少々力不足かもしれないが、サポーター的な存在として、しばらくはもてはやされそうな予感。2019年下半期は一体何が流行るのだろうか? 気になるところだ。

・今回紹介した店舗の情報

店名 オッパチーズボール
住所 東京都新宿区大久保2-26-1
営業時間 10:00~22:00

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

日本、〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目26−1