残念ながらペヤングの暴走が止まらない。超絶的なデカさで話題になった『超超超大盛 GIGAMAX』に、今度はなんと『マヨネーズMAX(税抜408円)』なるヤバそうな新商品が登場してしまったのだ。2019年7月1日より、全国のファミリーマートにて先行発売中(一般販売は7月22日)である。
『マヨネーズMAX』……名前からしてギルティこの上ないが、当サイトとしてはスルーできない代物でもある。これは現物を入手し、実際に食べてみる必要があるだろう。さっそくファミマに向かおうとする私(あひるねこ)だったが、そこへなぜか怒りの表情の編集部・佐藤が現れた。一体どうしたというのか?
「おい、あひるねこよ。お前ら最近、この俺をなめとるんとちゃうか? 俺やぞ? 世界の佐藤やぞ? せっかく前回、ペヤングの『激辛やきそば 超超超大盛 GIGAMAX』を一人で完食したのに……誰も俺を褒めないやないかい!」
──いやいや。自分で買ってきて自分で食べておいて、佐藤さんこそ何を寝ぼけたこと言ってるんですか。
「何だとコラッ! こうなったら、新しく出た『マヨネーズMAX』も俺一人で全部食ったる!! インターネット界のレジェンドたる俺の生きざま見せたるで~! お前はその様子を記事にでもしてろ、このド底辺ライターが!!」
……どうやら、俺の男らしい姿を記事にしろということらしい。最初からそう言えと思わないこともなかったが、断るのも面倒なので、さっそく佐藤にペヤング『超超超大盛 GIGAMAX マヨネーズMAX』を食わせてみることにした。
・準備開始
フタを開けると、通常のペヤングの約4倍の麺がお出迎え。もはや見慣れた光景である。
中にはソース、かやく、そして大容量50gのマヨネーズが入っているぞ。
お湯を切ってソースを入れ……。
そこへマヨネーズを投入! なんて量だ……!!
しかし混ぜるといい塩梅になって、ウマそうな香りが辺りに立ち込める。ソースとマヨの相性は抜群という、当たり前の事実を再確認した次第だ。2174kcalであるという点を除けば、誰もが食べたいと羨むこと間違いなしだろう。
・大食いスタート
小規模な浴槽のように大きいカップを手に、一心不乱に麺をすすり始める佐藤。その手付きは慣れたものだ。前回と違って辛くないため、箸さばきにも迷いがない。先ほどイキりにイキり倒していただけのことはある。
「ウマい! ウマいぞーーーーッ!! やはり俺の読み通り、ペヤングにマヨネーズがかかるウマさ倍増だな。最初は多いと思ったけど、全然そんなことはない。むしろもっとマヨが欲しいくらいだ。なんならソースもいらねぇ! マヨをくれ、マヨをッ!!」
と、いつの間にか すっかりゴキゲンモードに。ゴキゲンついでに、佐藤秘伝の大食い奥義「佐藤トルネード」も炸裂。
でも全ッ然減ってねぇぇぇぇええええええええええ!
・異変
ところが、この日の佐藤はいつもと一味違った。なんとスタートからわずか5分少々で、完食のほぼ一歩手前まで来てしまったのだ。改めて言うが、麺4人前である。この男に一体何が起きているというのか?
そして数分後……。
見事完食!
「イエェェェェェエエエエ! 俺イエェェェェェエエエエ!! 前の激辛ペヤングと比べたら全ッ然余裕だったわ。これなら夜も普通に飯食えるで。つまり、一人で完食した俺スゲェェェェェエエエエ!」
・予想外の結末
今回、2174kcalのペヤング『超超超大盛 GIGAMAX マヨネーズMAX』を、わずか10分足らずで平らげてしまった佐藤。驚くことにチャレンジ中は、苦しそうな仕草や弱音を吐くことは一切なかった。そう、まさかのドラマゼロである。
大食い企画と思って始めたこの記事が、ただのおっさんの食事ドキュメンタリーになってしまったという事実には私も震えるしかない。しかし逆に言うと、それだけ『マヨネーズMAX』は食べやすく、かつウマかったということだろう。自分も佐藤のように完食してみたい! という殊勝な方は、挑戦してみるといいかもしれない。
参考リンク:まるか食品
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼「佐藤トルネード」を特別に別角度から!
▼でも全ッ然減ってねぇぇぇぇええええええええええ!!
▼動画もあるぞ。