■第3章 角煮の逆襲
そもそもこの相手は男ではなかったのか? 最初に「レッド会う会うモンスター」であったはずが、途中から「ビオフェルミン」になり、現在「さしこ」として私との会話を進めようとしている。わざわざ「.☆莉乃」と名義で新しいメールアドレスからメッセージを送ってきたのだ。
さしこ(.☆莉乃)「タイトル:所でサブアド使ってます? 本文:サブアドって本アドレス以外のメールって事なんですけど。わたしはこのメールはサイト経由したサブアドレスサービスを利用してるんですけど。わかりやすいように名前が表示されるようにしておきました! ちなみになんですけど今後、名前ってなんて呼んだらいいですか。」
この時を待っていた! 名乗ってやろう。私の名は……。
佐藤 「私は角煮だよ。それも最初に自分で言ってたのに。忘れたの? 角煮の準備は任せたよ」
角煮ちゃんで~す♪
こうして、さしこと角煮の戦いは後半戦へと突入した。
■第4章 ビオフェルミンをめぐる戦い
私は角煮である。こう明言したにもかかわらず、さしこは譲ることを知らなかった……。
さしこ 「タイトル:とりあえずビオフェルミンって呼べばいいかな? 本文:それと間違えちゃったとは言えわたしがいきなり連絡しちゃってビックリしちゃっているよね? 迷惑だったらごめんなさい。間違えちゃったとは言えわたしがいきなり連絡しちゃってビックリしちゃっているよね? 迷惑だったらごめんなさい」
いまさらコピペ丸出しの文章を送ってくるとは。ますます侮れない。だが、こちらだって退く気はない!
角煮 「ビオフェルミンは私じゃなくて、あなたのことよ、忘れたの?」
ビオフェルミンは貴様だろ! こっちに押し付けるな!! ところがである。この後にさしこはビオフェルミンに関して、新たな情報を漏らしてきたのだ。
さしこ 「ここのサイトには友達のゆきりんの紹介で登録したんだ。最初に間違えたビオフェルミンはココの掲示板で知り合った業界の人! (中略) アドレスがサイトのアドレスだからプライベートで使っているアドじゃないって事を話してあるからわかると思うけど、ビオフェルミンはサイトとか利用してやり取りとか抵抗あったりするのかな?」
……こいつ、イカレてんのか? 「ビオフェルミンは業界の人」と言った直後に、こちらをビオフェルミンと呼びかけているじゃないか。ガチでヤバいヤツなのか? 何か悪い夢でも見ているのだろうか? 赤の他人とはいえ、何だか心配になって来た。
角煮 「ビオフェルミンはあなたのことよ。それより業界の人って誰? その人がビオフェルミンなのになんで私のことをビオフェルミンって呼ぶの? 何があったの? さしこ。大丈夫? 疲れてない? 私、心配になってきた。さしこにもしものことがあったら、私、私……」
感情に訴える作戦に出たが、またしても話をそらされることになってしまった。戦いはいよいよ佳境へ! 次ページの「最終章 HOW OLD ARE YOU?」へと続く!!
Report:迷惑LINE評論家:佐藤英典
Photo:RocketNews24.