「いざすーすーめーやキッチン♪ 目指すはジャガイモー♪」コロッケは美味しいナリ。みんなも食べるナリよ。とまぁ、思わずアニメ版『キテレツ大百科』のコロ助気分になってしまったが、コロッケってなんであんなに美味しいんだろうな。

オヤツにもメインのおかずにもなる最強フード、コロッケ。そばに乗せて食べる「コロッケそば」なんてメニューまである。先日、記者は「コロッケそば」発祥の店と言われる東京銀座の『よし田』に行ってみたのだが、想像していたものと違うタイプのコロッケが出てきて驚いたので、みなさんにもお伝えしたい。

・明治18年創業の「そば所 よし田」

創業1885(明治18)年、所謂(いわゆる)老舗の『そば所 よし田』は銀座の一角に店を構える。記者は平日の昼時にお邪魔したが、お得なランチメニューがあるにもかかわらず、おそらく客の8割が名物の「コロッケそば(1100円)」を注文していた。人気だな! 

創業当時より「コロッケそば」を提供しているらしく、冒頭に書いた通り “発祥の店” であるとも言われている。さっそく記者もコロッケそばを注文。サービスで出してくれた俵むすびを食べつつ待っていると、そば出汁の良い香りが漂ってきて何だかもうそれだけで幸せな気分だ。

・肉団子のようなビジュアルのコロッケ

ほどなくしてコロッケそばが運ばれて来た。出汁の濃さに「あー、東京のそばだなあ」としみじみ。そば麺の上には、たくさんのネギ、そして拳大のコロッケらしきものが乗っていだのだが……ソレは想像していたモノとは全く違うビジュアルをしていた。

記者の知っているコロッケと言えばジャガイモを潰して、なんやかんやして揚げたものだ。衣がサクッとしたアレなのだ。しかし、そばの上に乗っていたものは、まるで “肉団子” のような見た目ではないか。箸で割ってみると中身はジャガイモでなく、魚のすり身に近い雰囲気だ。

・正体は鶏のひき肉

一体全体こりゃなんだと思いながら食べてみると、やはり肉の味がする。どうやらこちらのコロッケは、鶏のひき肉に卵と山芋を混ぜて揚げたものらしい。食感は少しモチっとしたつくねで、結構重量感がある。

コロッケから染み出した鶏成分が、そばの出汁と混ざり合ってウんマイ。さっぱりとしたそばと、しっかりとした旨味を持つ鶏のあじがよく合う。加えてさりげなく乗った柚子の効果で、スッキリとした後味に仕上がっている。

・コロッケの概念が覆される

いやはや、これは美味しいぞ。 “鶏南蛮そば” に近い味わいで、こちらの方がよりあっさりとしていながらも、お腹には溜まる。どのあたりがコロッケなのかわからないが、揚げてあるみたいだし、もうコレこそがコロッケで良いじゃないかという気分になってくる。

コロッケの概念が覆される「そば所 よし田」のコロッケそば。コロッケが秘める可能性の大きさを、ひしひしと感じた1杯でもあった。すごいな、コロッケ……。気になる人は今すぐ銀座へGOだぞ! 

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 そば所 よし田
住所 東京都中央区銀座6−4−12 KNビル 2F
時間 11:30〜15:00、17:00〜22:00(土・祝 21:00まで)
定休日 日曜

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼コロッケの概念が変わる「コロッケそば」

▼肉団子っぽい……ってか肉団子と言ってよいのでは? 

▼そばの麺も美味しい

▼メニューも豊富

▼ランチメニューもあるよ

▼コロッケそば発祥の店と言われる銀座の「そば所 よし田」