いまや日本最大級のステーキチェーン店にのし上がった『いきなり! ステーキ』。スピーディーかつリーズナブルな価格で激ウマステーキがいただけるなんて、まさしく最 & 高。立ち食いとか関係ねえ! いきなりステーキは永久に不滅です!! ……と言いたいところだが。

テレビやネットでニュースを見ると、やれ「業績不振」だ「アメリカ店の半分は閉店」だと景気の悪い話を耳にする。その影響もあってか、最近になって『いきなり! ステーキ』の数店舗で “牡蠣” が新メニューとして登場した。迷走なのか、それとも起死回生の一手なのか? 実際に食べてきたのでご報告したい。

・3店舗で牡蠣の提供を開始

2019年5月、銀座6丁目店・新橋日比谷口店・虎ノ門店の3店舗が『いきなり! ステーキ』の看板を「STEAK + OYSTER いきなり! ステーキ」に変更した。お分かりの通り、上記の3店舗が牡蠣を食べられる『いきなり! ステーキ』である。

牡蠣の調理方法は、生牡蠣、もしくは焼き牡蠣で、価格は単品で500円、3個で1440円、6個で2820円とのこと。……ぶっちゃけ「安いじゃん!」とは思えない価格設定ではあるが、果たして『いきなり! ステーキ』の牡蠣はどんなものなのか? 銀座6丁目店に足を運んだ。

・生牡蠣と焼き牡蠣を3個ずつオーダー

今回はとりあえず、生牡蠣3個と焼き牡蠣3個をオーダー。まだ提供開始から間もないからか、店内に牡蠣をオーダーするお客さんの姿は見えなかった。ただ、ウマければ何の問題もない。金額分の価値があればOK、金額以上の価値があれば最高だ。

まずやってきたのは生牡蠣である。3つ並んでいた生牡蠣の身はどれも超ぷっくり & かなりの大ぶりサイズである。思ったよりええやないか……! 添えられていたレモンもチリソースも付けずに1つ食べてみると……。

こ、これは……ウマい! その味わいはミルキーそのもので、水っぽさは皆無。一言でいえば、メチャメチャいい牡蠣だ。一概には言えないが、オイスターバーなどで食べた場合、1個1000円でもおかしくない。それくらい上質な牡蠣であった。


・爆ウマだった

となると、当然ながら焼き牡蠣も超最高。身の大きさはそのままに、ギリギリの火加減で調理されているからウマくないワケがない。この調理方法だけでも「かなり研究したんだな」と感じるほどクオリティの高い焼き牡蠣だった。ハッキリ言って爆ウマである。

当初は「いきなりステーキで牡蠣ってどうなの?」「高くない?」とも思ったが、牡蠣そのものの価値でいえば、決して高いとは感じなかった。上質な牡蠣が食べたいけどオイスターバーに行くほどでもない、そんな人には迷うことなくオススメだ。

参考リンク:いきなり! ステーキ「お知らせ」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼もちろん、肉も普通にある。

▼こちらは牡蠣とセットで食べるのがオススメだというガーリックブレッド(230円)

▼予想以上に最高だった。6個のうち、1つも痩せた牡蠣がなかったのがスゴイ。

▼こちら、大好きな牡蠣を限界まで食べ続けた記事。