現在(2019年4月17日)、全国で行われている統一地方選挙。4月7日の投開票で前半戦が終了し、後半戦の投票日は4月21日である。毎日新聞によると、前半戦の投票率は過去最低を更新する可能性が高いという。
そういう私(佐藤)は、地元の区議会議員選挙の投票日に、東京に居ない。そこで人生で初めて期日前投票に行くに至った。
・無意味だと思っていた
私も20歳くらいの頃は、おそらく多くの若い人と同じように「選挙に行っても意味がない」と考えていた。自分の1票には価値がない。投票しても何も変わらないと思っていた。
だが、せっかく自分に与えられた権利があるのなら、それを放棄する方が無意味だ。投票所に行く時間と手間はかかるけど、放棄するのはもったいないと思うようになり、25歳頃からは必ず行くようにしている。
・期日前投票のメリット
今回はこの週末、私は大阪に行く予定で、投票終了時刻の20時までに帰京できるかどうかわからないため、期日前投票することにした。実際に行くに当たって、最初に気付いたのは投票場所だ。
当日投票の場合は、自分の投票する場所が決まっており、大抵は最寄りの公共施設となっている。これが期日前投票の場合は、選挙区内の「期日前投票所」ならどこに行ってもいいのである。
私の場合は東京都杉並区なのだが、杉並区のホームページを見ると、期日前投票所は14カ所もあるじゃないか。出かけたついでに最寄りの期日前投票所に寄ってもいい訳だ。ちなみに期日前投票所によって、投票期間・投票時間が異なっているので、あらかじめそれらを調べておく必要がある。
投票の仕方は、通常の投票時と同じ。今回の場合は、区議会議員選挙なので、投票用紙に候補者の名前を記入して、投票箱に入れる。
・手軽な印象
期日前投票を利用したことがない人は、おそらく手間がかかると思っている可能性もある。私もそうだったが、実際にやってみると、場所を選べるだけでも、かなり手軽な印象を受けた。今回当日投票できないという人は、ぜひともこの仕組みを利用して欲しい。
そして、むやみに選挙権(投票権)を放棄せず、投票所に足を運んで欲しい。