近ごろ大人しいと思ったら、平成最後にとんでもない爆弾を落としていきやがった……! なに、ローソンストア100のことである。最近では麻婆丼の上にチキンカツを丸ごと落とすという安定のラフプレイを見せてくれた100円ローソンだが、今回は割とガチでやらかしているぞ。
2019年4月17日より発売となる新商品「ななめ上いくパンシリーズ」。自ら「ななめ上いく」と宣言していることからも分かるように、これがまた常人の理解を超えた頭のおかしなパン揃いなのだ。正直なぜGOサインが出たのか謎でしかないのだが、その詳細をじっくりとお伝えしたい。
・狂気の新商品
ローソンストア100は年間約100種類のパンを発売しており、その裏では商品開発担当者が約300種類ものアイデアを考えているという。開発にかける努力と苦労を考えると頭が下がる思いだが、その結果生まれたのが以下の3品である。はいドン!
『VL あんドーナツ(激辛仕立て)』
『VL 紅しょうが好きのドーナツ』
『VL チョコチョコロッケバーガー』
いや、ギリギリで一線越えてんじゃねぇか……! 「ななめ上いく」ってレベルじゃないぞ。三者三様にヤベーよ、総力戦だよもう。どこからツッコんだらいいのか頭がクラクラしてくるが、とりあえず順番に見ていこう。ちなみにすべて税抜100円である。
・唐辛子あんドーナツ
こしあんを包んだあんドーナツに、一味唐辛子を振りかけて仕上げた『あんドーナツ(激辛仕立て)』。コイツの場合、とにもかくにも唐辛子の蛇足感が今世紀最大レベル。⽢いけど⾟いという絶妙なバランスが売りとのことだが、そもそも あんドーナツに辛さは求めておらんのじゃあ。
・紅しょうが入りドーナツ
ドーナツ生地の中に紅しょうがとマヨネーズを入れて揚げたという、そこはかとなくロシアンルーレット系ゲームのハズレ臭が漂う『紅しょうが好きのドーナツ』。個人的に少々気になってはいるものの、紅しょうがをメインに据えようと考えた時点で敗北している説も濃厚である。
・チョコロッケバーガー
ハンバーガー用の「バンズ」に、コロッケとなぜかチョコクリームを挟んだ狂気の産物『チョコチョコロッケバーガー』。果たして我々は、これを惣菜パンとして食べるべきなのか? 菓子パンとして食べるべきなのか? それとも最初から食べるべきではないのか? 常識が揺らいでいく……。
・味に自信あり?
ななめ上を行くどころか、行きすぎてそのまま大気圏を突破してしまいそうなローソンストア100の新商品。とはいえ、もちろん悪ふざけで作られたワケではない。商品開発者によると、最初は社内でも懐疑的な声が多かったものの、試食後は評価が一変したそうだ。
へ~、意外とウマいのか……。ちなみに社長が一番気に入ったのは『チョコチョコロッケバーガー』らしい。マジかよ! だいぶファンキーだな社長。
・平成最後の一大チャレンジ
いかがだろうか? ここまで味が想像できないパンも珍しいのではないか? まあウマいかどうかは置いておいて、これを平成最後にぶつけてくるローソンストア100のチャレンジ精神は認めるべきだろうな、うん。興味を持った方はぜひ手に取ってみて欲しい!
参照元:ローソンストア100
執筆:あひるねこ
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