おそれながら、私(佐藤)はウェブライターの仕事を始め約10年になる。2009年7月に当サイトのマスターYoshioと出会ってから、今に至るまで有難いことに仕事を続けてくることができた。10年にもなると、「勘」というものが働くようになり、街にいるだけで何かに出会いそうな予感がしてくるものだ。

最近も埼玉県の西川口駅周辺を歩いていると、不思議な行動をとるおじさんの姿を目撃してしまった。これは、何かある!

・午前中からほろ酔いのおじさん

西川口には別件で訪問していた。駅を降りて西口周辺を散策していた時のことだ。


まだ午前中、それも10時台であるにも関わらず、やや酩酊した風情のおじさんとすれ違った。正直申し上げて、それほどキレイな格好をしているとは言えないそのおじさん。彼が丈の低い街路樹に、何か紙切れのようなものを隠しているのが見えた


怪しい!


これは何かある! 私の勘が働いたのはまさにこの時だ!!


・新宿でもナゾの紙

振り返れば、過去にJR新宿駅南口で、電柱に挟んであった紙切れを見つけたことがある。


もしかしたら、あの時のような展開が待っているのではないか? そう思い、おじさんが立ち去るのをやり過ごして、現場に戻ってみた。


そこにはたしかにある! ナゾの紙がッ!!


これは何だ? 何が書いてある紙なんだッ!?


その紙の正体はーーーーッ!!!!



ハズれたスクラッチくじ……。


まさか街路樹に、ハズれたスクラッチくじを隠すとは。私はそれを手に取ると、近くのゴミ箱に捨てて、その場をあとにした。それにしても、あのおじさんは一体何者だったのか? ナゾは深まるばかりだ……。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24