みんなが大好きな「スシロー」に新エースが誕生した。No.1人気のまぐろを筆頭に、どれも安定のクオリティを誇るスシロー。その中であなたが「行ったら絶対に注文する!」というエースは何だろう? 私、P.K.サンジュンは「フライドポテト」と「生ハム」だ。

どちらも間違いのないウマさで、なんなら1つではなく2つずつ注文する場合もあるが、そこに食い込んできそうなのが『トンポーロー』である。ハッキリ言ってトンポーローには、スシローの新エースになれる素質がある! ……あるのだが、残念なことに重大な欠陥が発覚してしまったことも併せてご報告したい。

・中華風の豚の角煮

つい先日、ふらっとスシローに出かけたときのこと。そこで私は「トンポーロー」と出会ってしまった。ハンバーグや牛カルビ、若鶏ステーキなどなど、スシローには飛び道具的なネタも多いが、中華料理のトンポーローを寿司にするとは将太もビックリの柔軟さだ。

それはどうでもいいとして、トンポーローとは「中華風の豚の角煮」のことである。スシローのトンポーローは角煮風のカットではなく、1枚肉で幅広めに切られているから「角煮とチャーシューの中間くらい」をイメージするといいかもしれない。

・空前絶後のウマさ

トンポーローは1貫で150円(お店によっては170円)。そしてコレが爆ウマ! 豚バラのねっとりとした脂肪分も、そして甘めの味付けもマジで最高ォォォオオオオオ!! ドーンと大きな1枚肉はボリュームも申し分なく、老若男女問わず人気が出そうな気配である。


さらに言うならば、寿司は基本的にたんぱくな味わいの食べ物なので、トンポーローの濃ィィイイ味付けに舌が異常に反応を示すこともあるのだろう。ここまでハッキリした味付けはおそらくスシロー史上初、空前絶後のパンチ力を持つネタだ。

これはウマい……! ついにフライドポテトと生ハムに続く新エースを発見してしまった……!! 早く記事にして全国6000万人のスシローファンにお伝えしなければ! ……と思ったのだが、なぜかスシローのホームページには『トンポーロー』が見当たらない。

・なぜかホームページに載ってない

スシローのタッチパネルを見た印象ではてっきりレギュラーメニューだと思い込んでいたのだが、これはどういうことなのか? スシローの広報に連絡してみると……


「期間限定メニューです。もう終了した店舗もあるかもしれませんね」


……とのことであった。問い合わせたのが2019年3月15日のことなので、もしかしたらトンポーローはすでに幻のメニューになっているかもしれない。エースになれる逸材なのに何ともったいない……! 今はただトンポーローの復活を願うだけである。

というわけで、爆ウマなのに誰も食べることができないスシローのトンポーロー。もし奇跡的に出会ったら人はぜひ食べてみて欲しい。マジでウマいから! そしてスシロー様、トンポーローの復活を前向きにご検討いただけると幸いです──。

参考リンク:スシロー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼無敵の2トップが完成したかと思いきや……。

▼でもトンポーローはマジでウマい。復活熱望だ。

こちらスシローで10万円食べられるかに挑戦した記事。