好きであればあるほどに情報はいち早く入手したいもの。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、そんなファンの最も多い作品の1つと言えるだろう。
だが、ルールを破ってはいけない。以前の記事で、映画『未来のミライ』の本編上映前の予告で『シン・エヴァ』の特報が流れたことをお伝えしたが、この映像を映画館で盗撮、ネット投稿した人が書類送検されたという。
・カラーがHPで発表
2019年3月6日、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を制作するスタジオカラーがHPのお知らせを更新。2月付けで特報をネット投稿した容疑者が、著作権法違反の容疑で検察庁に書類送致されたことを発表した。
警察に告訴状を提出し捜査が進められていたという本件。特報が盗撮された昨年7月、カラーは「こういった行為に対しては厳しく対処していく」と発表している。
・最大懲役10年もしくは罰金1000万円、またはその双方が課せられる可能性
映画の放映前にも注意が流れるが、映画館での盗撮行為は犯罪。また、盗撮した映画本編や特報をYouTubeやTwitter、Facebook等にアップロードすることも著作権侵害だ。もし、これを犯した場合、最大懲役10年もしくは罰金1000万円、またはその双方が課せられる可能性も。
SNSや動画サイトの普及で、手軽に動画や画像などをネットに公開できるようになった時代。一般ネットユーザーでも著作権は身近な問題だ。「大丈夫だろ」そんな軽い気持ちが命取りになりかねないので、くれぐれもご注意を。
参照元:株式会社カラー
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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