家で不意に見つけると嬉しくなる、独特の存在感を放つお菓子・ロッテの『チョコパイ』。1983年に発売され、約36年の歳月が経った今も愛され続けるロングセラー商品である。
本日2019年2月26日、そんな『チョコパイ』が7年ぶりのリニューアルを果たして登場した。──ということで、筆者はさっそく最寄りのスーパーで同商品をGET。事前にストックしていた旧商品と食べ比べてみたので、感想をお伝えするゾ!
・パッケージのデザインに大きな違いは無し
ロッテの情報によると、新チョコパイはまるでケーキのような口どけ感とチョコレートのしっかりした味わいを追求した品質・デザインにリニューアルした商品とのこと。ではまず、新旧のパッケージを確認してみよう。
はじめに外箱を見比べると……違うことは違うが印象は同じだ。なお、新チョコパイの目印をひとつ挙げるとすれば、左下に「まるでケーキのようなはじめてのくちどけ」と書かれている点である。
続いて、小袋のデザインをチェック。やはり細かい装飾が違う程度で、色使いやサイズなどにも大きな変化は無い。以前までの『チョコパイ』のイメージ通りだ。
・味は意識してやっとわかる程度だった
さあ、いよいよ実食といこう。小袋から中身を出すと、パッケージと同じく新旧で大きな違いは見られないが、お味の方はどうなっているのか? 食べ比べてみると……あ、確かに違う。
旧チョコパイは食べるとザラザラとした粒子が感じられる一方、新チョコパイは口どけがまったり滑らかだ。また、チョコの層が厚い端の部分を食べ比べると、新チョコパイはよりチョコレートらしいカカオの味わいが感じられた。
しかし、この結果はあくまでも意識して食べ比べた場合の話。もし筆者が何も知らずに新チョコパイだけを食べたとすれば、違いに気づかない可能性は大である。
・さりげなく進化を遂げた『チョコパイ』
よく考えれば、もともと完成度の高いロングセラー商品なので、大きく味を変えないのは当然かもしれない。その後、繰り返し食べてみたが、そこにはさりげなく進化を遂げた『チョコパイ』の味わいがあった。
ちなみに筆者が最寄りのスーパーをあたってみたところ、旧チョコパイが無くなってから新チョコパイに入れ替わる店が多く、4件目でやっとGETできた。もし売り場に無かったら、チョコっとだけ日を置いてから店をチェックしてみよう。