JR池袋駅の東口を出て、南池袋公園のちょい手前あたり。駅から歩いて5分もかからない場所に、そのお店『三度の飯より餃子好き』はある。

特徴的な店名がどうしても気になってしまうが、実際にお店の前に立つと “チャイナ服を着た女の子のイラスト” が気になる人も多いのではないか。「このキャラクター、どこかで見たことが……あっ!」と。

そう、大阪王将だ。大阪王将のあのキャラがこんなところにいるってことはつまり……『三度の飯より餃子好き』は大阪王将の新業態店舗!

・創業当時のメニューが味わえる

こちらのお店は、大阪王将の創業当時のメニューが味わえるとのこと。確かに、メニューのラインアップが今の大阪王将とは違う。

それだけじゃなく、お店の中の雰囲気も大阪王将とは違う。こちらは昭和な雰囲気で、レトロ路線がウリなのだろう。それでいて、今どきのお店らしくタッチパネルで注文できるのが便利でいいね。

そういえば、“チャイナ服を着た女の子のイラスト” もどこか懐かしい。私が関西に住んでいた20年ほど前は、割り箸の袋とか持ち帰り用レジ袋とかにプリントされまくっていたが、東京ではあまり見ていない気がする。たまたまかな?


・大餃子を食う

そんなどうでもいいことは置いておいて、ここのメインは、店名にもある通り、餃子。元祖焼餃子(5個で税込213円)やら水餃子(税込490円)などがある中で、ひときわ「俺がメインやから」という空気を漂わせているのが、大餃子(3個で税込530円)である。


とりあえず、こいつを頼んでみたら……



確かにデカイ。


同時に頼んだ元祖焼餃子を脇に置いて比べると、違いは明らか。そして中身も具材たっぷり。文句なしに美味かったのだが、私が何より「あったー\(^o^)/」となったのが……



ラー油


『鉄ラー油』と名付けられたそれは、大阪王将でお馴染みのヤツ。ちなみに、“鉄” というのは高温のネギ油で一気に炒めた唐辛子のことで、『鉄ラー油』はその唐辛子を使用したラー油のことだ。

この『鉄ラー油』がまた、実にラー油らしいラー油。辛いんだけど、辛すぎて食えないというほどでもない。こいつをタレに落として餃子を食うと、「大阪王将で餃子食ってんな〜」という実感が湧き上がってくるから不思議である。


・天津飯も食べてみた

また、大阪天津飯(税込680円)も頼んでみたところ、大阪王将が現在関東エリアなどで販売している『ふわとろ天津飯』とは明らかに違っていた。卵がフワフワではないが、シイタケやらカニカマやらネギやらの具材たっぷりで、 王道の天津飯って感じ。

「そういや昔食べた大阪王将の天津飯はこんな感じやったな〜。どこか懐かしい……」という気持ちがあるからだろうか。個人的には、天津飯なら大阪王将より「三度の飯より餃子好き」の方が好みかも。

今度色々と食べ比べてみようかな♪


・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 三度の飯より餃子好き 池袋餃子第一工場
住所 東京都豊島区南池袋2-26-9 ニュープライムビル1・2F
時間 11:00~23:00(LO.22:30)

参考リンク:イートアンド「三度の飯より餃子好き 池袋餃子第一工場」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらが普通の焼餃子

▼その1つを大餃子の右側に置いてみた。大餃子に比べたら当然サイズは小さいが、安定のクオリティである

▼なお、定食メニューも充実。しかも、定食はご飯とスープがおかわり自由だって!