東京でも初雪が観測され、厳しい寒さを迎えている日本列島。アツアツのラーメンをフーフーしながらズズッといただけば、格別のウマさが感じられる時期がやってきた。
そんな中、レポートするのは新宿御苑前駅のほど近くにあるラーメン屋「麺宿 志いな」である。透き通る美しいスープに豊富なトッピングが浮かぶ『得製 潮そば』を味わってきたのでご紹介したい。
・カフェのような外観で店内もシャレオツ&綺麗
「麺宿 志いな」は東京メトロの新宿御苑前駅から徒歩5分ほどのところにある。筆者は同店に13時40分頃に到着。まるでカフェのような外観の店に入れば、店内もシャレオツ&綺麗! 清潔感が漂っていて気持ちが良い。
・『得製潮そば』をチョイス
席の状況をみると、十分空きがあってすぐに座れそうな雰囲気だ。よし、それでは食券を購入しよう。今回は同店の1番人気だという「潮そば(税込750)」に豊富なトッピングが加わった『得製 潮そば(税込950円)』をチョイスした。
その後、カウンターに届いたラーメンを見ると……くわぁ! ラーメンもこれまたシャレオツ&綺麗!! 透き通るスープにバランス良く盛られているのは、ワンタン、穂先メンマ、味玉、2種のチャーシュー、水菜、ネギ、そして細かく刻まれた柚子の皮が少々だ。
スープをレンゲですくうと、油がキラキラ輝いてまるで宝石のようである。すかさず口に運んで味わってみたら、まろやかな塩と鶏ダシの豊かな旨味が広がってウマい!! クドさを排除しながらしっかりとしたコクが感じられる絶品スープだ。
下に隠れている麺も気になるぞ。ということで、箸でトッピングをかき分けて麺をリフトアップしてみたところ、ほぅ、細めのストレートか。なるほど、こいつはしなやかで艶もあっていかにもウマそうだ。
ズズッといただけば、ウ、ウマッ! スープをキャッチするのに程よい細さとコシを残した茹で加減がたまらない。しかし、それでいて主張は控えめで、ついついトッピングへと箸がすすむ。スープ、麺、ワンタン……スープ、麺、チャーシュー……と気づけば至福のラーメンループに突入だ。
・全てが抜かりなし
トッピングも抜かりない。ワンタンは舌触りがツルっとなめらかで、具の鶏肉を活かした自然な仕上がり。
豚肉のチャーシューはしっとり柔らかく、噛めばジワリと旨みが滲み出る。
さらに鶏肉のチャーシューは、皮の香ばしい風味がアクセントになっていてウマかった。
また、穂先メンマは柔らかいながらもコリコリとした歯応えが心地よく、味玉の濃いめの味付けもスープにピッタリだ。その他、食べ進めていくうちにフワリと柚子の香りが感じられるところも変化があって楽しかったぞ。
こんなにウマいならもっと行列が続いてもおかしくないのになぁ……と思って調べてみたら、同店は約6カ月前の2018年7月にオープンしたばかりらしい。今後、誰もが知る名店になる可能性は大。食べてみたい方は「麺宿 志いな」を早めに要チェックだ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 麺宿 志いな(めんじゅく しいな)
住所 東京都新宿区四谷4-30-15 市川ビル 1F
時間 ランチ11:00~16:00 / ディナー18:00~21:00
休日 日曜、毎月1度連休あり(Facebookで要確認)
参考リンク:Facebook @shiinamenjuku
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼「得製潮そば」