キッシュとは? そう聞かれてスラスラと答えられる人はそこまで多くないだろう。なにせ日本料理じゃないし、日常生活で毎日のように食べるものでもなさそうだからだ。ちなみにGoogle先生に何かと聞いてみたら、フランス・ロレーヌ地方発祥の料理なんだとか。

見た目はタルトみたいな感じで女性が好きそうだし、オシャレなお店くらいでしか出されないものかな〜と思いきや、今の時代は冷凍食品という手があるから家でも食べられる。しかも、無印良品の冷凍食品で人気ランキング3位(2018年12月21日時点)と好評だったので試してみることにした。

・小さいわりに値段が高め

今回、オンラインで購入した「チキンとほうれん草のキッシュ」は税込490円。大きさが10センチくらいで男性の手サイズだったことを考えると、これでウマくなかったらちょっと高いと感じるかなっていう印象だ。

ただ、そこは無印良品。冷凍食品のフレンチトーストが高めの値段設定ながら、貴族の食事のような味だったことで期待はしたい。んで、さっそく調理したのだが、これがちょっと面倒だった。

・作るのがちょっと面倒

そう、電子レンジで解凍してからオーブン(もしくはオーブントースター)でも焼かなければいけないのだ。レンチン一発で出来上がる冷凍食品を理想とする私からしたら、オーブンを使うのは手間がかかりすぎる。

まぁ、それをすることで冷凍食品でも美味しく食べられるのだろう。袋に書いてある説明通りにレンジで解凍し、オーブンでタルト生地がサクサクになる目安くらいまで焼いてみた。……そしたら!


それとなく外食で食べるような感じになった!


まずは包丁で切って中身を見てみると、チキンがぎっしり入っていてスカスカ詐欺なんてことはなかった。気になる味もチキンとほうれん草の相性がよく、卵や生地の食感も十分楽しめた。まぁ、そつなくウマいといったところだ。

重い感覚もまったくなく、なんだかキッシュからヘルシーさを感じる。無印良品の冷凍食品はどれも化学調味料を使っていないだけに、そのあたりを気にする人にとっては嬉しい商品だと思われる。

・通販しているキッシュの中では安め?

個人的にはリピしないかなーって感じだったが、女性は好きかも。余談だが、Amazonなどでキッシュの値段について調べたらわりと高い食事ではあるようだ。少量で売っている商品も少ないように見えたので、無印良品のちょっとしたキッシュを気にいる人もいるかもしれない。冷凍食品なので保存期間も長いし、興味のある人は一度試してみるといいだろう。

参考リンク:無印良品「チキンとほうれん草のキッシュ」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
★こちらもどうぞ → シリーズ「冷凍食品検証」