月日が経つのは早いものだ。しかし、その早さは過ぎ去ってからでしか分からないもの。年末になってはじめて「今年も早かった」と感じるものなのだ。2016年12月に私(佐藤)がポールダンスを習い始めてから、2年の歳月が流れた。自分でもここまで続くと思っていなかったが、すでに週2回の練習は生活の一部である。
「飛躍的にうまくなった!」とは言わないけど、はじめたばかりの時には想像もできないような、難しいトリックも多少できるようになったぞ!
・3時間の朝練を週2回
はじめたばかりの頃は、身体中が筋肉痛。アチコチ青あざができて、練習の翌日には身体がギシギシ言っているような気さえした。現在はレッスンに通う頻度は少なくなって、平日に1日、週末に1日、朝練を3時間程度行っている。
とはいっても、その時間のうちの半分はストレッチだ。私は基礎的な身体のできていない45歳のオッサン。肩や脚の可動域がとても狭く、柔軟性を高めないことには、さらに難易度の高い技を習得するのは難しい。柔軟性の壁にぶち当たっている。
以前の記事でお伝えした通り、何とか開脚の前屈で床に頭は着くようになったものの……。
「スプリット」と呼ばれる縦方向の開脚は、床まで軽く20センチ以上ある。まだあと最低でも半年はかかるだろう。半年ならいい方だ……。
歳を重ねると身体は硬くなっていく一方なので、私より若い人はどんどん柔軟を日常に取り入れた方がいいぞ! 2019年からと言わずに、すぐに始めろよ!
・ナゾの技を習得……
身体の硬さは相変わらず。体形にもそこまで変化はなく、最軽量の60キロから5キロも増えた時期もあった(現在は63.5キロ)。だが、できる技は少しずつ増えている。
たとえば、「ハンドスタンド」の対空時間が伸びたり。
腕の力だけでポールに上れるようになったり。
壁に頼らずに肘倒立でピタリと止まったり。
ポールの上からすごい勢いで落下するようなことができたり。
うまく言葉では説明できないようなナゾのポーズができたり。
技と呼んでいいのかわからないけど、とにかく今までにない動きができるようになったのは事実だ。
・宿題はできていない
しかし、昨年自分に課した宿題はいまだにできていない。逆さまになって肘だけで身体を支える「アームホールド(アイーシャ)」という技と、両手を離して膝で身体を支える「ニーホールド」。この2つが1年経っても難しいままだ。さらにステップアップするためには、腹斜筋を鍛えて体幹をもっともっと強化しないと、難易度の高い技に挑めない。
・次は優勝だ!
何より、今年の4月の大会で奇跡のカテゴリー準優勝を遂げたものの、本来の実力ではなかった。来年4月の大会では実力でカテゴリー優勝したい!
そのためにも、もっともっと練習する必要がある。という訳で、来年もポールを続けていくぞ~! このまま生涯現役のポールダンスおじさんで行きたいと思うので、応援よろしく! そしてみんなも何か自分の打ち込めるものを見つけて、それを日々楽しんで欲しい。今年はイマイチだったという人も、来年は良い年にしような!
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼2016年12月13日の初めてのレッスンと、2018年12月14日の個人練習。ここまでできるようになった