2017年9月に芸能界を引退した坂口杏里さんが、歌手として芸能界復帰を模索しているようだ。2018年12月には「坂口杏里芸能復帰へのみちのり」なるイベントまで開催しているから、本人は大真面目なのだろう。
正直「歌手・坂口杏里」と言われてもイメージしにくいが、SNSを見る限りボーカルだけではなく「作詞を手掛けたい」としている。果たして、歌手としての芸能界復帰はかなうのだろうか?
・バンドメンバー募集へ
冒頭でお伝えした、イベント「坂口杏里芸能復帰へのみちのり」にてファンの前で歌を披露している坂口さん。インスタグラムには「歌、やりたい。人前で歌うのって気持ちが良いね」と、歌手への憧れを記している。
後日の投稿では、
「私は詞を書きたいんです。自分の為に書く詞を書くつもりは1ミリもなく、今までの私の “人生、生き様” も、書いていきたいんです」
「坂口杏里審査にての、バンドメンバー募集しようかなと考えています!」
……とあるから、メンバーさえ集まれば本格的にバンドとして活動するつもりのようだ。だがしかし、歌手としての実績はゼロに等しい坂口さんがバンドメンバーを募集したところで、簡単に応募があるのだろうか? せっかく見出した新たな目標が挫折しないか心配だ。
そこで現役バンドマンに「坂口杏里がバンドマンを募集したら応募はあると思うか?」聞いてみることにした。
──坂口杏里さんがバンドメンバーを募集するそうなんですが、ぶっちゃけ応募はあると思いますか?
「あると思います(即答)」
──ありますか。それは何故でしょう?
「坂口杏里さんにいい噂がないことは百も承知です。ただ有名人であることは間違いないですし、スタジオ代くらいは払ってくれそうじゃないですか。なんなら金くれそう」
──それだけ食えないバンドマンが多いということでしょうか?
「そうですね。売れてないバンドマンを1000人集めても、坂口杏里さん1人の知名度にはかなわないでしょう。あれくらいのネームバリューがあれば、メジャーデビューできるくらいのツテもありそうじゃないすか?」
──確かになかなか濃い経験をしてそうですしね。
「適切な言い方かはわかりませんが、坂口杏里さんとは言え、利用できると考える猛者はいそうな気がします」
──なるほど。
「きっと、バンドマンはそれくらいしたたかじゃないと売れないんだと思います。忖度してたら世の中から1mmも気付かれません。“これは邪道” とか、そういうことに縛られて売れない人を死ぬほど知ってます」
──厳しい世界ですね……。
「逆に、音楽だけで売れてるように見える人で、裏で上手いことやってる人も死ぬほど知ってます。なので、坂口杏里さんがバンドマンを募集するのは結構ですが、利用しようとして近づいてくる人もいるよ、と言いたいですね。まあ、お互い利用し合えばいいんじゃないですか?」
現役バンドマンによると、坂口杏里さんがメンバーを募集した場合、それなりの応募はありそうだ。つまり本人がその気なら、音楽活動開始は比較的あっさりと実現する可能性が高い。
ただ、それが芸能界復帰につながるかは今のところ未知数だ。それこそ、坂口さんの歌唱力や作詞家としての才能も試されることだろう。果たして坂口杏里さんは、歌手として芸能界に復帰できるのか? 遠くから見守りたい。
参照元:Instagram @anridayo33
執筆:P.K.サンジュン
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