また一つの平成が終わろうとしている。NHKによればNTTドコモは、ポケベルこと「ポケットベル」のサービスを2019年9月で終了するという。最盛期には全国で1000万台が契約されていた “無線呼び出しサービス” のことである。
スマホや携帯電話の普及に伴い、現在ではおよそ1500台のサービス提供となっているというから、サービス終了はやむを得まい。それより今回は、懐かしのポケベルを思い出す『ベル文字』に関するクイズをお届けしよう。
・マジで普通に使われていた
今回お届けするクイズの『ベル文字』は、ポケベルに数字しか送れなかった時代のものを指す。平仮名やカタカナが送受信できるようになってからのポケベルではなく、純粋に数字しか送れなかった頃に使われていたベル文字だ。
それでは以下のベル文字を解読して欲しい。念のため言っておくが、これらのベル文字はウケ狙いでもなんでもなく、普ッ通ーーーに使用されていたものばかりだ。
・問題
問1:「084」
問2:「0833」
問3:「10105」
問4:「114106」
問5:「0106」
問6:「500731」
問7:「999」
問8:「724106」
問9:「724106」
問10:「084 1010521607 0864107」
比較的簡単なものから難易度の高いものまであるが、いくつ分かっただろうか? それでは以下で正解を発表しよう。
・正解
問1:「084(おはよう)」
問2:「0833(おやすみ)」
問3:「10105(今どこ)」
問4:「114106(愛してる)」
問5:「0106(まってる)」
問6:「500731(ごめんなさい)」
問7:「999(サンキュー)」
問8:「724106(なにしてる)」
問9:「428(渋谷)」
問10:「084 1010521607 0864107(おはよう いまどこにいるのかな ベルしてね」
もう1度言うが、当時の若者は真剣にこれらの数字を一心不乱に固定電話や公衆電話から打ち込んでいた。これでも当時は多くの人にとって必需品で「ベルがなきゃ生きていけない」という人が大勢いたことは紛れもない事実である。
来年、その役割を終えて50年に渡る歴史に幕を閉じるポケベル。これを機にあなたが使っていたポケベルなどを思い返すのもいいだろう。
参照元:NHK NEWS WEB
Report:P.K.サンジュン
イラスト:マミヤ狂四郎
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