自分で言うのも何だが、私(佐藤)の認知度はすでにワールドワイドである。ハワイから定期的に読者の友人が会いに来てくれるし、早稲田大学に在学中のシンガポール人には「アイドル」と言われるし、オーストラリア在住の学生には、「尊敬している」と言われるし。これ、控えめに言っても人気者だろ。控えめに言ってもだぞ。
さて、そんな私にまたしても会いに来てくれた人がいた。その人物は、なんと地球の裏側ペルーからはるばるやってきたのである! ホセさんはペルーでWebメディアを運営する男性だ。わざわざ私に話を聞きに来てくれるとは。これはもしや、南米デビューイケるんじゃないの!?
・ペルーのメディアの人
賢明な読者の皆さんであればご存じかと思うが、当サイトには英語版「soranews.com」が存在する。日本の情報を広く海外に発信すると共に、当サイトの体当たり記事を翻訳して、海の向こうへと伝えているのである。
さて、ホセさんは自らが運営に携わる「KACHA.PE」の取材で、これまでに4回来日している。このサイトは、主にアニメや漫画などのサブカルチャーを中心に、スペイン語で情報を発信しているそうだ。
・日本のアニメは人気
彼が言うには、ペルーでは日本のアニメ・漫画の人気がとても高いという。その証に、近頃の子どもの名前は、日本のアニメ・漫画作品の登場キャラにちなんだものが多いそうだ。とくに『ドラゴンボール』の人気がずば抜けていて、「ゴクウ」や「ブルマ」、さらには「フリーザ」と名付けられる子どもまでいるのだとか。ペルー版のキラキラネームと言ったところだろうか。
・どんな記事が印象に残ってる?
そんなホセさんに、これまで当サイトで公開した記事のなかで、もっとも印象に残っているものを尋ねると……
「【真相究明】記事を無断でYouTubeの動画にした “転載YouTuber” に挨拶しに行き「どのくらい儲かるのか」を聞いてきた!」
を挙げてくれた。
2年前に山口県のマスオさんに会いに行った時のものだ。この記事はYouTubeに無断で動画を転載している人に会いに行った話。私がブチ切れて激怒するのかと思いきや、意外にも心温まる展開が気に入っているのだとか。
・どのくらいの人が知ってるの?
そこまで詳しく私のことを知ってくれているということは、これはペルーで活躍できるかも! そう思って調子に乗ってこう尋ねてみた!
佐藤「もしかして、俺ってペルーで有名人なの? 何人くらい、俺のこと知ってもらってるの?」
するとホセさんは……
ホセ「100人くらいじゃない?」
生々しい! 数字が猛烈に生々しい! 100人でも十分に有難いけど、到底有名人とは呼べないレベル。イベントを1回出来るか出来ないかの生々しさだ。
これから一緒に何かできるといいね、そう話してこの日はホセさんと別れた。これがただの思い付きだけの話ではなく、実際にペルーに行って、一緒に何か面白いことできると良いなと思う。
こちらから提案したのは、「ペルーで「お~い! ゴクーーーー!! と呼び掛けたら、何人集まるかを検証したい」と申し出ておいた。ホセさんは「それ面白いね!」と言ってくれたけど、もしかして社交辞令なのだろうか……。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼ホセさん、今度はペルーで会おうね!