ルメール騎手が5週連続G1制覇とならなかったことで、記者の馬券はただの紙切れと化した。あれから数日、ショックは癒えて気持ち前向き。今はマイルチャンピオンシップで取り返すことだけを考えている。
さて、今年の同レースはメンバーを見ても予想が難解。日本人騎手の意地に期待したいものの、現状だと外国人騎手を買うのが良さそうだ。何しろこの秋、8レース中5勝(G1)と圧倒的な存在感を放っている。外国人騎手から買ったらプラス収支になる……!?
・外国人騎手が得意とするレース
マイルチャンピオンシップの近年成績を見てみると、ここ3年、3着以内に外国人騎手が入り続けている。しかも2人。そして2度は優勝という成績だ。G1を4週連続で制したルメール騎手はもちろん警戒。今年はミルコ&クリスチャンのデムーロ兄弟とムーア騎手、ビュイック騎手まで考えなくてはいけない。
しかしながら、競馬で当たるのは基本的に3頭。いくら点数を買っても外れる時は外れるので、できる限り絞っていきたい。そしてマイルチャンピオンシップはどちらかと言えば荒れやすいレース。そう考えると、人気馬の見切りは必要になる。そこでお世話になっておいて何だが、ルメール騎手はしばしおあずけとしたい。
・ルメール騎手は買わない作戦
代わりに浮上するのが、3年連続3着以内(一度優勝)に入っているムーア騎手である。しかも、騎乗予定馬は毎日王冠で牡馬を一蹴したアエロリットとなれば、鬼に金棒というやつだ。
また、昨年同レースを勝ったミルコ・デムーロ騎手&ペルシアンナイトも忘れてはいけない。今年こそまだ未勝利だが、人気を落としていたら狙い目。パフォーマンスの上がる右回りで上位に食い込んでくると予想する。調子がいい横山典弘騎手のロードクエストも前走でモズアスコットに先着しているし、人気がなかったら候補に追加したい。
・平成=サンデーサイレンス
あとは人気以上に走るレッドアヴァンセ、皐月賞馬のアルアインを抑える。思えば平成はサンデーサイレンス産駒の時代だった。そして初年度産駒といえば、皐月賞でマイルチャンピオンシップも制したジェニュイン。アルアインの父はご存じサンデーサイレンス産駒のディープインパクトときたら、もう答えは導き出されたようなものだ。
ということで今回は、モズアスコットをバッサリ切る。人気になりそうなステルヴィオも1枠1番に入ったことで、見送ろうと思っている。あとは3連単で買うか3連複で買うか、そのあたりは財布と相談して決めるつもりだ。
・シンクロマシンの予想はまさかの……
ちなみに理論無視で数字を導き出すクレイジーマシン「マンバくん」の予想は「7」「4」「8」と出た。8番のモズアスコットこそ抑えているが、あとはブラックムーンとロジクライの強欲予想だ。とはいえ……
外国人騎手2人(ルメール&Cデムーロ騎手)の組み合わせを予想しているから侮れない。そろそろ当たりそうなので、こちらは3連複で抑えておきたい。目指せ一攫千金! それではみなさん、よい週末を!!
・【追記(結果)2018年11月19日10:50更新】
外国人騎手という狙いはよかったけど外れたっ……。結果はステルヴィオ → ペルシアンナイト → アルアイン。3歳馬、そして外ぶん回して届かないなんて予想をして、ビュイック騎手すみませんでした。来週はいよいよジャパンカップ。勝ちにいきます!