電話の内容をちょっと書き留めておいたり、家族や同居人へ書き置きしたりなど、メモ帳は日常に密着したツールだ。

しかしながら昨今、あらゆるものの電子化が著しく進む中で、紙を使用するメモ帳は果たして合理的と言えるだろうか。スマホやタブレットにはもちろんメモ機能が付いているが、スリープを解除してアプリを立ち上げ……と、ひと手間もふた手間も必要になる。

「なにか良いアイテムはないものか」そんなことを考えていたら、メモ用紙のように気軽にサッと書ける “電子メモ帳” なるアイテムを見つけた。そこでAmazonベストセラー1位のHOMESTECという会社のものを購入して使ってみることにしたぞ。

・薄型軽量

記者は8.5インチの電子メモを購入した。メモを取るのには十分だろう。さらに、めちゃくちゃ軽い。プラスチック感が強く、心配になるくらいの軽さだ。付属の説明書には約145gと表記されていたが、iPhone8が148gなので、それよりも軽いということになる。


あと、厚みも4.5mmと超薄い。軽くて薄く、プラスチッキーなので耐久性としては少々頼りないが、デスクに置いておく分には問題ないかと思う。持ち運ぶとすれば注意が必要かもしれない。


電源にはボタン電池のCR2016を使用し、マニュアルによれば約5万回の消去が可能とのこと。これがマジだとすればエコの極みだな。

・スムーズな書き心地

ということで、さっそく実際の書き心地を確かめてみたのだが、めちゃくちゃスムーズに書けるぞ! 本当に紙のメモに書いているような感覚でペンを走らせることができる。線の色はグリーンで、視認性もなかなかのものだ。

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電子メモがかなり便利!

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電源ボタンなどは無く、そのままスクリーンにペンを当てれば文字や線を書くことができるのも最高。何も考えずにサッと書き出すことができるのは嬉しいな

書いたものを消したい時は、ゴミ箱マークの “消去ボタン” を押せば一発。ちなみに、間違えた部分だけを消す機能はないので、そこは注意が必要だ。


TODOリストやメモ、書き置きはもちろんのこと、絵も描くことだってできるので落書き帳代わりにも使える。

ただし、書いたものを保存したり、スマホやパソコンに転送したりすることはできないぞ。どうしても残しておきたいという場合はスマホのカメラで撮影しておくという手もある。保存機能を搭載する電子メモも売られていたが、値段は少々高くなってしまうようだ。

今回紹介した商品は2018年10月22日現在、Amazonデジタルメモのカテゴリ内でベストセラー商品になっていた。しかも73%オフになっていたので、本来5999円のところを1599円で購入できたぞ。

日本語説明書の癖がすごいのが気になったが、自宅用や事務仕事用に1台あるとかなり便利に使えそうなアイテムだと思う。久しぶりに良い買い物をして大満足だ。

参考リンク:Amazon「電子メモ帳」
Report:石井陽太
Photo:Rocketnews24.
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▼マグネットも付属