海外は何かとスケールが大きい。日本だと制限されているような乗り物の改造だってガンガンやってしまうし、先日お伝えしたスクーターやバイクを三輪トラック「トゥクトゥク」に変身させるキットなんかもいい例だ。
人や荷物をたくさん乗せられて実用的な点が印象に残ったが、今回は逆に「なぜわざわざこんなものを作ったんだ……」と疑問を抱かざるを得ない三輪トラックをご紹介したい。実用性が無さそうなのに、改造をやっちゃうところがまた海外らしい。
・後輪が1本しかない軽トラ
まさかの改造を施された三輪トラックの姿は、動画「Crazy Burnout in 3 Wheel Japanese Mini Truck(Daihatsu Hijet)」で確認可能だ。再生すると、つや消しブラックのボディーカラーがカッコいい「ダイハツ・ハイゼット」が現れる。
車体をよくよく見ると、後輪がデカいうえに1本しかついていない。なんでも、ヤマハのレーシングバイク「FZR600」の一部を組み込んだらしいが、性能はどうなっているのだろう。もしかしたらロケットスタートを決めたりする……?
やがて、三輪トラックはモンスターの唸り声のようなエンジン音を響かせながら発進! メチャメチャ速そう……と期待が高まった次の瞬間!!
煙をモクモクと発生させつつ、ひたすらスピンしまくってそのまま動画が終了。残念ながら走行シーンはほぼ収録されていなかった。なぜこんなマシンを作ったのかは不明だが、いずれにせよ、かなり手間がかかっているに違いない。
・ロマン溢れるYouTubeチャンネル
その他、YouTubeチャンネル「Pierce Edelbrock」ではバイクのエンジンを積んだHondaの旧車「N600」の動画もアップされている。きっと、いずれも実用性の有無にこだわらずカスタムカー好きが高じて作られたロマン溢れるマシンなのだろう。マニアの世界は実に奥が深いものだ。