2018年7月に発表された「全国たばこ喫煙者率調査2018」によると、喫煙者の数は3年連続で過去最低を記録したそうだ。男性喫煙者数のピークは今から約50年前、当時の喫煙率は83.7パーセントだったというから、吸わない方が稀であった。
厚生労働省が昨年11月に実施した調査では、男性喫煙者の割合はすでに3割を切っているという。世の中はまさに禁煙に向けてまっしぐら! 喫煙者数の割合は50年前に比べて逆転してしまっている。それでも私(佐藤)は、容易にたばこをやめることができない。それには訳がある。
・調査開始以来初の割合
NHKニュースによると、全国の20歳以上の男女約6500人を対象に喫煙に関する調査をしたところ、習慣的に喫煙している男性の割合は、29.4パーセントだったそうだ。昭和61年の調査を開始して以来、初めて3割を切る結果となったとしている。
・将来的にさらに減少を目指す
厚労省は今後4年で、現在の男女合わせて17.7パーセントの喫煙率を、12パーセントまで引き下げる目標を立てているとのこと。全人口の約1割程度まで喫煙者を抑えたいようだ。10人に1人しかたばこを吸わない社会、ステキやん!
1日1箱半は吸っている私。こんな私でも、「やめるしかないか……」と決断する日が来るのだろうか?
・やめる気がない理由
だが、今現在ではやめる気は毛頭ない。
なぜなら、過去2度にわたって禁煙に失敗している。たばこを吸わない人は、当然知らないと思うのだが、禁煙に臨むと、猛烈な離脱症状に悩まされるのだ。頭では『吸ってはいけない』、『やめるんだ』と思っていても、身体がたばこを欲するのである。
めまいや立ちくらみ、眠気や人によっては吐き気などを伴うことさえある。あえて一言で表現するなら「悶絶」だ。それがたばこを吸うことでおさまると知りながら、我慢するのは本当に苦痛である。あの苦しみを2度も味わっているというのに、再びその苦痛を望んで味わう勇気は、残念だが、今の私にはない。
・10月には値上げするけど
しかし、10月にたばこは再び増税して、いよいよ500円台に突入しようとしている。これはいよいよ、あの悶絶する苦しみを再び味わう時が近づいている気がする。自分が本当にたばことの決別を果たせるかどうか……。正直自信がない……。