世界における自転車大国といえば中国とオランダが代表的だが、日本も負けていないと思う。車と違って小回りが利くチャリンコは便利だが、駅前などの違法駐輪が問題になることもある。
そういった問題の解決策として、日本でスペースを最大限に利用した地下駐輪場が設置される町が登場。そんな駐輪場の動画を海外ニュースサイトが投稿したところ、海外ネットユーザーが「ハイテクすぎてスゲえぇぇっ!」とどよめいているというのだ。
・日本の駐輪場がハイテクすぎる!
日本の超ハイテクな駐輪場「エコサイクル」の動画をFacebookに投稿したのは、アジアの文化を紹介する海外情報サイト『Red Duck Post』だ。
話題の動画では、ボタンを押すだけで所定の場所に設置した自転車が、地下に吸い込まれていく様子が映し出されている。地下11メートルにある駐輪場に納められた自転車は、回収するのに13秒かかるとのこと。
・まるで近未来SF映画みたいな光景!
動画を確認する限り、おそらくこの駐輪場は港区の「こうなん星の公園自転車駐車場」かと思われるが、その光景は まるで近未来SF映画! 巨大宇宙船から飛び立ったり戻って来る、小型戦闘機を見ているようだ。
ちなみにエコサイクル開発元の株式会社技研製作所のHPによると、1基あたり204台の自転車を収容することができるとのこと。ちなみに現在、全国20カ所で52基が稼働中とのことである。
・海外ネットユーザーの反応は!?
筆者も初めて見る光景に口があんぐり状態になってしまったが、海外ネットユーザーがどんな反応を示しているのか、いくつか以下に紹介することにしよう。
「超カッコいい!」
「日本がフィリピンよりも100年進んでいることを実感させられた」
「日本に住んでいるけど、こんな駐輪場を見たことがない。おじさんが駐輪禁止の場所からチャリンコを撤収しているのは見たことあるけど」
「こんなハイテクな駐輪場と駐車場が、日本のどこにでもある訳じゃない。日本にいた時に、歩道橋の下にとめてあったチャリンコを山ほど見たぞ」
「駐車場バージョンは知っていたけど、こんな駐輪場があったら省スペースになるし盗難防止にもなるな」
「ハイテクだけどアムステルダムなんかだったら、何千人もの利用者が自転車を駅の近くにとめるからカオス状態になってしまうだろう。ラッシュアワーに1万台の自転車を駐輪することを考えたら、1台につき13秒は時間がかかりすぎだ」
といったコメントが寄せられている。
様々な感想や意見が挙がっていたが、全体的に見て「日本はハイテクでスゲえぇぇ!」といったコメントが目立っていたことを付け加えておきたい。
参照元:Facebook @Red Duck Post、株式会社技研製作所 [1] [2]
執筆:Nekolas
▼海外ネットユーザーが日本のハイテク駐輪場にどよめく!