乗り物やお城のセットなどなど、豊富なラインナップが人気のレゴブロック。また、セットを完成させるだけでなく、組み合わせ次第で自由に作品をつくれるところも同商品の醍醐味だ。
今回ご紹介するのは、そのレゴブロックを使って実物大で再現された超高級スポーツカー「ブガッティ・シロン」である。しかも見た目だけでなく、ちゃんと人を乗せて走れるというから見逃せない。
・16名のチームで1万3000時間以上かけて制作
特設ページの情報によると、レゴ版シロンが作られた場所はチェコ共和国にあるレゴの専用施設だ。設計、機械、電気の専門家を含む16名のチームで1万3000時間以上をかけて制作されたという。
また、鋼鉄製の骨組みや車輪のほか100万個以上のレゴブロックを使用。さらにエンジンは2304個ものレゴ用モーターによって作られているとのこと。時間のみならず、パーツ代もかなりかかっているようだ。
動画「The Amazing Life-size LEGO Technic Bugatti Chiron that DRIVES!」でマシンの全貌を見ることができる。再生すると、まずはじめに道路を走るブルーのシロンが登場するのだが……ん? 何だかボディーの表面がボツボツしているぞ。えっ!? まさか!
なんと、これがレゴ版シロンなのだ!! 特徴的なフロントフェイスやリアのライト、さらには可動するウイングまで、全てが本物そっくり。動画の1:58で映し出される本物と横に並んだシーンを見ると、酷似していることがよくわかる。
ちなみに、本物のシロンの最大出力が1500馬力となっている一方、レゴ版シロンは5.3馬力とのこと。当然ながらスペックには大きな差はあるが、そもそもレゴつくられた車が人を乗せて走れるというだけでスゴい。
・ネットの声
「レゴで作ったシロンすげえ」
「ホントに走ってる!」
「すごいとしか言えない」
「速度以上に出来が凄い」
「最高にかっこいい」
「値段じゃ表せないくらい価値ありそう」
「なんと実物大…しかも走るのかよ…」
動画を見たネットユーザーからは感動の声が多数挙がっていた。本気を出せば、人を乗せて走る超高級スポーツカーまで作れるレゴブロック。次はどんな乗り物が再現されるのかが楽しみだ。
参照元:LEGO(英語)、YouTube、
執筆:K.ナガハシ