
「俺のインスタなんか誰が見てんだ?」、自らに投げかけたこの問いの答えを得るために、私(佐藤)はInstagramをビジネスプロフィールに変更してみた。その結果、私の投稿を熱心に見ている人は「横浜のオッサン」であることが判明。
オッサンといえども、多少なりとも需要があることは有難い! そこで思い切って、Instagramに広告を出してみることにした。「もっと多くのオッサンに、私の投稿を届けたい!!」と思い6日間出稿してみたところ……かなり意外な結果にッ!
・「広告を作成する」の表示が
実はビジネスプロフィールに変更すると、やたら「広告を作成する」という表示が出てくる。割と鬱陶しいのだが、個人アカウントでは見ることのできない情報を得ることができるので、それにふさわしい使い方をしてよね! という催促のようだ。
さて、そんな訳で、実際広告を作成する流れをお伝えしよう。なお、以下の手順はiOS版のInstagramを使用して紹介している。
1.広告に使用する投稿を選択する
「広告を作成」をタップすると、はじめに広告に用いる投稿を選ぶことになる。画像・動画のいずれも選択が可能だ。
私は日々のストレッチの成果をアピールするために、開脚ポーズの画像を選んだ。ヨガ女子がやりそうな感じを演出したポーズであることは、言うまでもない。
2.各種確認と設定
広告の投稿を選ぶと、次に各種項目の確認と設定に入る。まずはFacebookページ所有権の申請画面だ。私はそのまま「ページの所有権の申請」をタップ。
次に「広告はフォローしていないアカウントにも表示される」との説明がある。とくに問題はないと思うので、「広告を作成」をタップした。
ここからターゲット等に関する設定だ。最初に目的を決める。「プロフィールへのアクセス」「ウェブサイトへのトラフィックの増加」「広告によるビューを増やす」のいずれかひとつを選ぶ。
続いて、ターゲットの設定。「Automatic」で広告を表示する対象を自動でマッチングしてもいいのだが、マニュアルで設定した方が面白いぞ。
「地域」は現在地から半径○キロの範囲に絞り込むことができるが、それでは広告が表示される範囲が限定されるので、地域を入力した方が、広い範囲に投稿を届けることができるだろう。地域のほかにも、「趣味・関心」「年齢(13~65歳)」「性別」を任意で選ぶことができる。
検証時にはそれほど細かく設定しなかったが、改めて広告を出稿する際には、地域を日本の主要都市だけでなく、「アメリカ」「ロシア」「韓国」「フランス」など外国に設定。趣味・関心には「Pole Dance」や「WorkoutHealthy」などを入力し、年齢も「18~35歳」とかなり絞り込んでみた。
最後に予算と掲載期間を決める。予算は1日1ドル~1000ドル。期間は1~30日まで設定が可能だ。この時、私は1日14ドルの予算で掲載期間6日、合計84ドル(執筆時約9300円)で設定したのである。
最後に支払い方法を選択。支払いはクレジットカードかPayPalで行うことになる。
支払いの設定が終わったら、「広告を作成」ですべての準備完了。
3.承認待ち
Instagramの下タブのハートマーク(いいね! の確認ボタン)をタップすると、ページ上部に「広告」という項目がある。
承認待ちの広告は赤い数字で表されているはずだ。これが承認状態になると、広告ページに出稿した投稿と広告の残り掲載期間が表示される。
4.出稿完了!
ここまでで出稿完了。あとは、広告の効果に期待しながら、掲載期間を過ごすのみ。
広告の反応については、投稿の「結果を確認」で適宜確認可能だ。効果がイマイチだと判断すれば、出稿を停止することもできる。
・6日間広告を出した結果!
さて、6日間広告を出した結果、どういう人に見られたのかをお伝えしよう。この広告をきっかけに、私のプロフィールにアクセスしてもらうのが目的だったのだが、その数は394。この数は多いのか少ないのか、自分でもよくわからない……。
いいね! の数は270、コメントは自分の返事も含めて16。そして、オッサンが開脚しているだけの画像なのに、なぜか保存数は5になっている。これを保存してどうするんだ……。
・オーディエンスの属性に驚き!
どういう人が広告を見たかというと、性別は男性61パーセント、女性は39パーセント。もしかしたら、ヨガやストレッチに関心のある人の目についたのかもしれない。女性の割合は意外と多かった。
さらに! 年齢を見てビックリだ!! 中高年がほとんどかと思ったら!
18~24歳が32パーセント!
25~34歳が27パーセント!
ウソだろ! 18~34歳までが6割を占めている。結構若い人が見てたのね! なんだか嬉しいぞ!! という訳で、普段私の投稿を見ている人たちとは、違う属性の人にリーチできたようである。次は海外に向けて広告を出稿してみたいと思う。どんな人に私の画像や動画が届くことになるのだろうか。とても楽しみだ。
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS(Instagram)
佐藤英典

















【そうきたか】ゲーム広告なのにゲーム広告じゃない!? これは “ゲーム広告風広告”だ!
「俺のインスタなんか誰が見てんだ?」気になったのでビジネスプロフィールに切り替えて確かめてみた!
【正直】ゴディバの『義理チョコやめよう』広告にブラックサンダーが反論! 「義理チョコ文化を応援いたします」
【実録】いま、インスタが「ニセモノ広告」でヤバイことになっている! ニセ百貨店、ニセブランド…騙されて買わないよう注意!!
【罠】Twitterのサブスク「Twitter Blue」を購入してみたらホゲエエエ! ほいほい登録してはいけない理由
【値上げ検証2025】スーパーとコンビニで「全く同じもの」を買ったら価格差はいくらになるのか → 絶望が待ち受けていた
【地獄の空気】あんなオペレーションが悪い「有名飲食チェーン店」は初めてだった
長野県民御用達の人気ローカルスーパー「TSURUYA(ツルヤ)」のプライベートブランドが強すぎる! 長野土産はスーパーで買うべきなのかもしれない
【検証】鍋セットを炊飯器に丸ごと投入したらどうなる? 時短ズボラ飯か、それとも地獄絵図か…
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1831話目「勇者アルティ㉗」
【本日発売】「ローソンの福袋」(2160円)があまりにパンパンに詰まってて、持って帰るのちょっと恥ずい
中国の「渡航自粛勧告」から2週間、現在の「奈良公園」で目の当たりにした意外な光景
【中国渡航自粛】ガチ中華だらけの上野・アメ横に行ってみたら → 取材拒否の連続に…
【抽選結果速報】ケンタ福袋2026の抽選に編集部20人で応募してみた → さすがに泣いた
中国「渡航自粛要請」真っただ中の大阪・難波に行ったら、今後の街が心配になった
中国「渡航自粛要請」から2週間が経った京都市内「祇園」「清水寺」「錦市場」の様子を見に行ってみた
中国「渡航自粛勧告」から1週間経った、東京・浅草を見に行ってみた
【納得】ガストの「ジョブチューンで唯一不合格だった」メニューを食べてみた → 不合格にする気持ちがわかった
【検証】10年間ほぼ毎日飲んでる「コーヒー」を1週間断ってみたらこうだった
【は?】楽天で見つけた「在庫処分セール半額おせち」を買ってみた結果 → 届いた数日後にブチギレかけた
【雑草対策】カインズで598円「撒くだけで防草できる人工砂」の効果がヤバ過ぎた / お財布にも環境にも優しい超画期的アイテム
【検証】「スタバはどのサイズを頼んでも量は一緒」という動画が出回る → 実際に試してみた
【事故】楽天で買った『訳ありB級フルーツ福袋』を開封した翌日、妻から信じられないLINEが来た「メロンが…」
インスタの広告に出てきた「マッチョになれる画像加工アプリ(Photable)」を試してみた結果
最近よく広告で見かけるフードデリバリー「ロケットナウ」を使ってみたら、送料・サービス料だけじゃなかった!
Facebook(Meta社)の広告枠があまりにもクソすぎる件 / ひさびさにここまでひどい詐欺広告を見た気がする
【実録】明らかに怪しい自称「池袋マルイ」のサイトでポチったナイキのシューズが忘れた頃に届いたんだけど…これ本物? エアジョーダン 1(Air Jordan 1)編
【実践】スマホで簡単にファンクラブを開設する「CHIP」を使って、自分のファンクラブを立ち上げてみた!
【実録】私のハゲ写真が勝手に「薄毛対策メルマガの広告」に使われていたので広告の作者に挨拶しに行ってみた(前編)
【ネットの闇】インスタの「コメント」を買ってみたら…
【☓】思わずスマホをブン投げたくなるほど「ウザい広告」7選
池袋駅で「受験生にしか見えない広告」を発見! 受験勉強の必須アイテム「赤シート」を買ってメッセージを確認してみた
【実録】私はこうして突撃ハゲアタックされました