スパ! よく「人生で一番大きな買い物」と言われるのが、家だよな。実はオレ、家が欲しい。いつぞやか新居を建設中って報告したけど、あれは「マサイの村」での家のことで、ぶっちゃけ言うと……「ニューマサイスタイル」の家が欲しい。
ニューマサイスタイルの家については、おそらくどこのメディアも報じてないと思う。テレ朝『渡辺篤史の建もの探訪』に出てくるような一級建築士でさえノーマークのスタイルだ。ということで今回は、知られざる「ニューマサイスタイルの家」についてお伝えしようかな。これから家を建てようと思う人は必見だぞ!
・村から離れた場所に
ニューマサイスタイルの家ってのは、おそらくマサイ族の誰もが憧れる家だ。日本で例えるならば、先述のテレビ番組『渡辺篤史の建もの探訪』に出てくるような家といっても過言ではないだろう。村の家以外にも……欲しいんだ!
そんなニューマサイスタイルの家は、「マサイの村」には建てられない。理由は、以前に説明したとおり。景観を損なうからだな。なので、村から離れた場所に建てる必要がある。なぜ美観を損なうのかっつーと……
ある意味、めちゃめちゃアーバンなデザインだからだ。日本で言うところの「トタン」がメインなんだが、一周回って超カッコイイ。「わざとトタン使いました感」も漂っている。でもこれはほんの一例。ほかにもいろんなタイプがある。
たとえば、カラフルに色を塗っちゃうパターンなんて最高だ。近所でも「黄色い家」として有名な家があるんだけど、今回は特別に中身も見せてくれたんで、一緒に探訪してみよう。
エントランスには石が置かれている。日本でも大きな石を置いたり、玉砂利を敷いたりするだろ。その上を歩いていく的な。でも、この家はその逆バージョンだ。コース的な感じだな。
外観がカラフルならば、内部も内部でカラフルだ。なにより明るい。伝統的なマサイの家には、多くの灯りをとり入れるデカい窓がない(穴はある)だろ。それに比べてら、はるかに明るい。
リビングも広い。なにせソファーとテーブルが置けちゃうんだから。ちなみに、この家でお見せできるのは、このくらいだ。風呂もトイレもキッチンも、この黄色い家にはないんだ。あるのはリビングと、ベッドルームだけ。
でも、オレが欲しいのは、トイレもバスルームも家の中にある、究極の「ニューマサイスタイルの家」なんだ。いまのオレの目標は、そんな理想の家を建てること。そのことをゴー(羽鳥)に話したら、「カッチョイイ家を建てたら、渡辺篤史さんに来てもらいなさい」つってた。ところで渡辺篤史って誰なんだ? オレセリ!
参考リンク:テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」
Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼これが黄色い家だ
▼こんな家が理想かな
▼アッシェオレン! オレセリ!!
#ゴーモン特集
並んでいる間に『マサイのルカがスマホで井戸を掘る話』読み終わった!金ではなく、稼ぎ方を教えることでマサイ族を救う内容。自分が募金に否定的な立場をとっているだけに、熱かった。しかも、内容は爆笑かつしっかりとしたケニアリポートになっていて、訪問したくなった。オレセリ! pic.twitter.com/ZKYXGEDWob
— che bunbun🐝「身体空間から観る映画」kindle発売中 (@routemopsy) July 8, 2018
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