長寿番組『笑点』で長きにわたって活躍してきた、落語家の桂歌丸さんが亡くなったことが報じられた。歌丸さんは、2016年にこの番組の大喜利コーナーの司会者を退いた後も高座に上がり、落語家として活躍を続けていたのだが、あの名調子を聞くことはできなくなってしまった。
・5代目大喜利司会者として多くの人に親しまれる
歌丸さんは、先代の三遊亭圓楽さんから笑点の司会者を引き継ぎ、5代目の司会者として大喜利コーナーをとり仕切っていた。番組の顔役であり、司会者を6代目の春風亭昇太さんに引き継いだ後は、終身名誉司会者としてその功績を称えられていた。
・悲しいの声続々
肺炎のために入退院を繰り返しており、トーク番組で引退をほのめかしていたこともある。毎日新聞は2018年7月2日に亡くなったことを報じており、この内容に悲しみの声が広がっている。
「本当に今までありがとうございました」
「残念です」
「ご冥福をお祈りします」
「お悔やみ申し上げます」
「偉大なお方が逝かれてしまった」
「マジか….」
「安らかに」
……など。
まだ先代の圓楽さんが司会をしていた頃、三遊亭楽太郎(現、圓楽さん)と歌丸さんが隣同士でやり合っている姿は本当に面白かった。憎まれ口をたたきながらも、親しい様子がテレビをとおして伝わってきたものだ。その歌丸さんが亡くなり、圓楽さんもきっと寂しい思いをしているに違いないだろう。
改めて心からご冥福をお祈りします。
参照元:毎日新聞、Yahoo! リアルタイム検索
執筆:佐藤英典
イラスト:マミヤ狂四郎